過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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113: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/11(木) 00:13:51.93 ID:GwY168de0

そうしてふと、常々気にかけていた事を幸子に聞いた。


「幸子。最近、学校の方はどうだ? 来年は、もう高校に進級するんだろ?」

「えぇ。でも、特に問題無いですよ。よっぽど成績が酷いとか、何か訳あって他の高校に行きたいとかいう場合じゃないかぎり、
 ボクはこのまま進級するだけですから」

「そうだったな。しかし、私が子供の頃は中学で私立に進学するなんて発想すら無かったからな。正直、凄いと思うよ」

「それいつかも言ってましたよね。まぁ、これ程カワイイボクは勉強もできてしまうので、そういう道に進む事もできたんですよ」

「とどのつまり、そういう事だろうな。私は、幸子と同じ歳……いや、学生時代全般、幸子よりももっと幼かった。
 幸子みたいに、将来を見据える事すら、できていなかったから」


あまり実りの無い学生生活を送っていた私は、半分他人事のようにそう言った。
そうやって何とも無しに言った事であったが、どうやら幸子の興味を惹いたらしく、幸子が質問してきた。


「そう言えば、――さんが学生だった頃の話は聞いた事がありませんでしたね。話してくれても良いんですよ?」


私はその話題に、少々苦言を呈した。




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