過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/07(日) 19:11:16.98 ID:qH1jWcyn0
「……私は……向いて、ないんですかね……」
「そんな事無いですよ。――さんは、誰よりも頑張ってるじゃないですか。
それは、この仕事が、幸子ちゃんが好きだからじゃないんですか?」
「……仕事、だからですよ」
「……」
「仕事だから、頑張ってるんです。今のご時世、次の就職先がある訳でもありませんし……。
切られないように、頑張ってるだけです」
「……そう、ですか」
「だけど、それでも評価はされない。でもそれは幸子のせいじゃなく、それは私の責任です。
彼女には素質があるのに、私が殺してしまってる……」
「……」
「彼女にも、可哀相だと言われましたよ。女性の扱い方も知らないのか、なんて言われて……。
哀れな、男です。私は……」
「……」
「……はぁ、すみません。こんな事を聞かせてしまって。もう、私は戻ります」
大きく息を吐き、ベンチから腰を上げようとした瞬間だった。
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