過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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259: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/08/04(日) 22:03:10.17 ID:lgRE4mqd0

「あれ、どうしたんですか? ……ふふん、もしかして、出たくなりましたか?
 怖気づきましたね? 怖いんですね? ほらほら、乗りたくないならちゃんとお願いして下さいよ。
 モチロン、お断りしますけどね!」


どうやら、気付かれずに取れたらしい。
こちらを見ていたはずなのに、気付かないというのもおかしな気がするが。
私はレインコートを背中側に持って隠し、平静を装った。


「いや、もう腹を括ったよ。さぁ、乗ろうか」

「そうですかそうですか。では乗りましょうか!」


そうして、にやついたままの幸子と共に私はコースターに乗った。
乗りこんだと同時に、私はレインコートを着こんだ。そしてすぐに安全の為の固定装置が降りてきた。


「ふ、ふふんっ。け、結構、圧迫感がありますねこのジェッココースターの座席は!
 この固定してるもののせいもあるんですかね?」


今更になって怖気づいたのか、幸子の声が若干震えていた。
結局こういうのも怖いのか、お前は。




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