過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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275: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/08/04(日) 22:26:19.59 ID:lgRE4mqd0

「……その為には……その、ボクにずっとついて来てくれないと困ります」

「あぁ」

「だ、だから……――さんには、ボ、ボクにずっと仕える権利をあげます。
 ボクの横に、ずっと立ってなければならないように……その、権利を……」


目は潤み、声は震え、最後の方は聞きとるのがやっとの掠れた声。自分の全てを振りしぼるような言葉。
だが、それが彼女の目いっぱいの言葉だった。

その言葉に、私の胸は締め付けられ、喉は嗚咽にも似た疼きをあげていた。


「……――さん。その……えっ?」


私は気付くと彼女を抱きしめていた。強く、私と彼女の隙間が無くなるように。




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