過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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278: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/08/04(日) 22:42:42.04 ID:lgRE4mqd0


「私は、幸子が好きだ」


私の言葉に、彼女の目が見開かれた。


「……ずっと、好きだった。いや、愛してる。多分、あの時から……私と幸子が、始めてわかりあえた、あの時から」

「……――さん……」


彼女は時が止まったように固まり、私の目をただ見つめていた。

そして、時が動き出した。彼女の頬に涙が伝う。紅潮した頬を、ゆっくりと落ちて行く。
幾重にも涙は頬を伝い溢れていった。


「あ、あれ……お、おかしいですね……なんで、ボク……ボク……泣いて……」


涙は止まらず、彼女の小さな嗚咽が肩を掴んだ私の手に伝わる。
私はまた、彼女を抱きしめた。そしてまたゆっくりと頭を撫でていた。



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