過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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312: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/08/08(木) 01:15:01.75 ID:TGh4K5Fj0


「……いいですよ、別に……ボクの事が、好きなら……。ボクのことが好きだから、今みたいなことをしたんですもんね」

「……幸子」

「……元々、こういう事だって……覚悟、してましたから」


彼女の体が強張り、私に抱きつく腕に力が籠ったのがわかった。


「幸子……お前……」

「ずっと前から、気付いてるでしょう……――さんだって、落ちつきが無かったですし……」


彼女の身体がまた小刻みに震えていた。


「幸子、無理はしなくても……」

「無理なんかじゃありません」

「……こんな事をしておいて何だが、私は、お前が怖いだとか、そういう風に思うような事はしたくない。
 それに、その……私達がこういう関係になったのはついさっきだろう? 物事には、順序が……」


私は矛盾に満ちた事を言いながら、幸子を諭そうとしていた。




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