過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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8: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 17:19:37.42 ID:qH1jWcyn0


「……ここでは、キス、だけだからな?」


私の胸に体を預けていた彼女へ念を押すように、内実は熱くなった自らの芯を沈める為に、私は言った。


「……わかって、ます……」


息を落ちつかせ、私へ更に深く体を寄せながら、恨めしさを含んだ声で彼女は呟くように応えた。
それを宥めるように、私は掌で、彼女の頭を優しく撫でた。

小さく声を漏らしながら、彼女はそれに身を委ねていた。
また、ゆっくりと時間が流れる。


「――さん」


息をようやく整えた彼女が、上目遣いで私を見た。
求めるようなその瞳に、また、あの妖しい光が宿っていた。それに惹かれ、私と彼女の距離が縮まってゆく。

二人の唇が、また重なった。
吐息のように小さな声を上げながら、幸子が夢中で私を求めてくる。

深く、激しく、二人の行為が続く。
真夏の朝日が差し込む、二人きりの事務所で――。



いつ頃だったか。私が、彼女とそういう関係になったのは。




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