過去ログ - 上条恭介「キミの笑顔が好きだった」
1- 20
7: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/07/10(水) 01:32:39.48 ID:SJta8h95o
そんな宣告をされた日にも、彼女はいつも通りお見舞いに来てくれた。

いつも通り、CDを持って。

特に好きでもないCDを、宣告された日に持って来られて、つい心にもない事を言ってしまった。

多分、彼女を傷つけてしまったと思う。

いや、多分、じゃない。間違いなく傷つけてしまったと思う。

でも、彼女は、言ってくれた。

『奇跡も、魔法も、あるんだよ』

本心から言っているのか、気休めで言っているのかはわからなかったが、その言葉は僕に少しの元気を与えてくれた。

もし、本当にあるのなら、僕のこの役立たずの腕も治すことが出来るんだろうな、って。

そう思う事が出来た。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
53Res/25.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice