過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」短編集
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:20:43.37 ID:OcKQEmd6o
恵美「で、何で急にスイカ割り?」

鈴乃「夏だからな。一度はやってみたかった」

鈴乃「花火もしてみたいんだが、ここではちょっとな。今度どこかでやろう」

ベルが用意してきたのはスイカだった。
このアパートの敷地は結構広く、まああまり騒がなければ大丈夫だろう。
沈みきっていない陽とアパートの明かりで、幸い視界も良好だ。

夏に相応しいデザートを食せることと、アラス・ラムスが強い興味を示したことで
漆原除く全員が張り切って参加することになった。

真奥「よし、そのまま前……いいぞ、そこだ!」

千穂「そのまま思いっきり振り下ろして、アラス・ラムスちゃん!」

アラス・ラムス「だぁー!」

目隠ししたアラス・ラムスの振り下ろした、百均のプラスチックバットがダミーにぺちっと音を立て直撃する。

漆原「うぼぁー!?」

芦屋「よくやった! 本当によくやったぞ!」

漆原「よくないよハズレだよ! ていうかなんで僕がスイカの横で縛られてんの!?」

ダミーが騒ぐが、あれなら大した痛みもあるまい。


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