過去ログ - 人物語 ヒトシキオーガ
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38: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:34:29.21 ID:56YF+2pR0
うーん。

前に会ったのは、たしか神原の事が終わる前だったかな?

そうなると、実に一週間ぶりの再開となるわけだが。
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 20:34:50.28 ID:T/ISeGHwo
>>32
人格矯正の師匠だろあれ


40: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:35:10.93 ID:56YF+2pR0
でも、そうだな、良く考えたら、こんな時間に押しかけたら、忍野だって迷惑かもしれないよな。

ほら、あいつの仕事って、だいたい夜に行われるものだし。昨夜も、僕が帰った後なにか一仕事有ったということも考えられるし。もしそうだとしたら、今の僕よりも睡眠不足かもしれない。

普段ならあいつの迷惑なんて大して気にしないのだけれど、昨夜勝手に零崎さん連れて行っちゃったしな。
以下略



41: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:35:48.38 ID:56YF+2pR0
僕は再び自転車に乗って、思いっ切りペダルを漕いで八九寺に近寄り、自転車から八九寺のリュックサックに飛び付いた。

「はちくじいい!会いたかったぞ、この野郎!」

「きゃーっ!?」
以下略



42: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:36:31.92 ID:56YF+2pR0
「しゃーっ!」

八九寺は僕の腕に、一生消えないんじゃないかと思うほどの深い傷を残し、やっとのことで僕から離れた。

「ふしゃーっ!ふしゃーっ!」
以下略



43: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:37:12.84 ID:56YF+2pR0
「で、阿良々木さん」

八九寺は僕に訊ねてきた。

「今日はどちらに?見たところ、学校帰りのようですが、たしか阿良々木さんのお宅とは方向が違いますよね」
以下略



44: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:37:53.56 ID:56YF+2pR0
「いえ、厳しいも何も同性の友達くらい、誰にだっていると思いますが」

「止めろ。それ以上悲しいことを言わないでくれ」

今日の八九寺は、いつになく厳しかった。
以下略



45: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:39:09.61 ID:56YF+2pR0
「そういえば、八九寺」

「はい?なんでしょう」

「お前って幽霊なんだからさ、それを利用して遠くに言ってみたりとかしないのか?」
以下略



46: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:39:58.86 ID:56YF+2pR0
「それに、私は極度の方向音痴にして生粋の迷子っ子ですからね。ちょっとでも遠出をしようものなら、直ぐに迷子になってしまう自信がありますよ」 

「生粋の迷子っ子って…………」

どんな迷子だよ。いや、まあちょっとかっこよさげだけどさ。
以下略



47: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:40:56.82 ID:56YF+2pR0
「いえ、そういうことではなくてですね」

「ん?」

八九寺は僕の心中を読み取った風に言った。
以下略



48: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/15(月) 20:41:51.41 ID:56YF+2pR0
「いや、お前は今の立ち位置でも充分においしいと思うけどな」

「そんなことは、阿良々木さんが主人公だから言えるんですよ!阿良々木さんには、雑談でしか物語に関われない役回りの気持ちなんてわかりませんよ!」

「お前が何を言ってるのか、僕にはさっぱりわからないな!」
以下略



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