57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/16(火) 12:58:42.54 ID:ULNt8JQOo
この先の展開にとても期待してるよ(ニッコリ)
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/16(火) 14:28:18.22 ID:PUWTfzuH0
戯言とのクロスとか珍しい
期待期待
59: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/16(火) 21:25:26.73 ID:wCCdqHPx0
「えっ、零崎さん?」
「やあ、待ってたよ。阿良々木くん」
いつものように忍野に迎えられた僕は、しかし、いつもとは違った光景を目にしていた。
60: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/16(火) 21:26:16.15 ID:wCCdqHPx0
「阿良々木くん。気になるの気持ちはわかるけど、今はちょっと僕の話を聞いてくれないかい」
「いや、でも………」
「まあまあ。話っていうのは、阿良々木くんに頼みたい事があるんだよね」
61: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/16(火) 21:26:51.55 ID:wCCdqHPx0
「殺人鬼くん!?」
「あっ、それ俺の事な」
零崎さんは、当然のことのように言った。
62: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/16(火) 21:27:50.22 ID:wCCdqHPx0
「それじゃあ、殺人鬼くん。悪いんだけど、僕はこれから二人で話したいことがあるから、教室の外でちょっと待っててくれるかい」
「はあ………。わかったよ。じゃあ、さっさとこのロープを解いてくれ」
「いや、それは出来ないね」
63: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/16(火) 21:28:31.64 ID:wCCdqHPx0
結局、見るに見かねた僕が、零崎さんが外に出るのを手伝った。
ちなみに、忍野が逃げるかもしれないと言うので、申し訳ないと思ったが、ロープは解かなかった。
「それで、話っていうのは、やっぱり怪異のことなのか?」
64: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/16(火) 21:29:14.39 ID:wCCdqHPx0
「よくないもの?」
「ほら、最近、怪異の王である忍ちゃんがこの町に来ただろ。それによって、そこに霊的な乱れみたいなものが生じてるかもしれないんだよね」
怪異の王。
65: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/16(火) 21:29:58.88 ID:wCCdqHPx0
「まあそこは、僕にも思うところがあるんだよ」
「まあ、お前がそう言うんだったらいいんだけどさ」
忍野のことだし、きっとなにか考えでもあるのだろう。
66: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/16(火) 21:30:40.95 ID:wCCdqHPx0
「殺人鬼くん、話は終わったから、もう戻ってきてくれないかい」
メメは、隣の教室に向かって声を出した。
「だ、か、ら!縛られたままじゃ動けねえって何回言わせんだよ!」
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