過去ログ - 薫「魔法少女?」まどか「超能力者?」
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36:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」6 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:12:10.18 ID:hZXSI6CE0
特務エスパーはこちらの方を見ても、何事もなかったかのようにまた他のところを
見回している。

まるでここにいる少女たちが見えてもいないようだった。

「何が、どうなって……」

「ふふふ、あなたがそんなことを知る必要は無いわ。
すぐにお人形にしてあげるから大人しくしてなさい」

謎の少女は楽しそうにそう言って、杏子に対して腕をかざした。

まるで黒い闇があたりを覆うような、魔女の結界に飲まれたときと似たような感覚を
杏子は感じた。

そしてゆっくりと、意識が途切れていった。


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悠理は気がつくと風見野という町に来ていた。

(あれ? 私なんでここにいるんだっけ?)

首をひねって少しの間思い出そうとする。

(あ、そっか秋葉原に『ぜったい!チルチル』のグッズがあるって言われたのを
間違えて見滝原に行っちゃって、その帰りだった)

悠理はそう納得した。

「もう、ぜんぜん違うのに、わたしったらドジだなぁ」

足元には仔猫のナイもついてきている。

「それで、せっかくだから風見野駅までお散歩しようって……」

「ニャー」

悠理の言葉を仔猫が肯定する。

「それじゃ、歩こっか」

悠理は気を取り直して歩き始めた。

できるだけ大通りを歩いているつもりだったが、方向音痴なせいか、いつのまにか
悠理は怪しい雰囲気の裏路地に入り込んでいた。

風見野駅の方向は分かっているので問題ないが、あたりの雰囲気に少し心細くなる。

そんな時だった。


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