過去ログ - 薫「魔法少女?」まどか「超能力者?」
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EPB「彼女と私と彼らの事情」5
◆X/Lv.1Xswo
[saga]
2013/07/20(土) 20:37:03.97 ID:wo7oUi/I0
さやかは話しながらも、目線がどこか上の方を向いている。
何かを考えながら話しているのだ。
「えっ、さやかちゃんも!?」
「うんまあ、あたしの場合は前々から潜在的エスパーって言われてたんだけどね」
目を向けないままに、さやかはまどかの質問に答えた。
「あら、そうだったのですか? そのわりにはリミッターもつけていませんし
さやかさんは完全にノーマルだと思っていましたわ」
仁美もさやかにたずねる。
「今まで超能力の素質があるっていってもせいぜいレベル1、2だって話ださ、
その程度の超能力だったら暴走してもたいしたこと起こらないから別にリミッター
なくてもいいかなって……ほら、リミッターなんかつけてたらそれだけで色々
目つけられちゃうじゃん」
さやかの言葉に、まどかも仁美もうなずいた。
超能力を抑制する道具で、主に装飾品などの小物の形をとっているものをリミッター
といい、エスパーは基本的に公共の場ではリミッターをつけなければならない。
それは超能力の暴走を抑えたり、超能力を使ったイタズラや不正できないように
したり、ノーマル中心に作られた社会にエスパーを馴染ませるための道具だ。
しかし本来の意図とは逆に、エスパーかノーマルかを見分け、区別するための
道具にもなってしまっている。
エスパーだと思われたくない能力未発現の人間や、レベル1ぐらいの低レベル
エスパーの場合はどうしても付けなければならない場合を除いて、リミッターを
していないことも多い。
さやかの場合もまさにそれだった。
「でもさ、今回の診断で最低でもレベル3はあって、伸ばせば4以上も行くって」
「レベル4……ですか!?」
仁美はおどろいた。
レベル4以上はエスパー全体の中でも3%以下しかいない。
「ええ!? そんな高レベルエスパーに目覚めちゃったら、もうこの学校に
通えないんじゃないの?」
まどかも驚いた。
「いや、それはまどかも同じだから」
さやかは慌ててツッコむ。
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