過去ログ - ゲームは一日一時間
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18: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:23:16.76 ID:EnRHzSex0

「平均寿命は何歳ですか。これは、どういう意味なのでしょうか」

「ええと。恐らく、猶予期間のようなものではないでしょうか?」

「多分、八十歳くらいじゃないかな。だいたい合ってるはずです」

猶予期間。何のことだろうか。ぴんとこないが、恐らく八十歳くらいだ。
男女の平均を同一に考えても、せいぜい、八十数歳くらいだとも告げた。

「はい、かしこまりました。では、そのように返信しておきます」

返信をして数分。返事は中々来ないようだった。ロスタイムらしい。
願いを叶えるときも、取り消すときも、少々くらいあるとのことだ。
「しかし、事象は確定しておりますので安心して下さい」と言った。

「心が折れそうです」と、彼は苦々しい表情をしていた。

表情でそれを問うと、再びディスプレイを向けてきた。これはひどいな。
「死ね」「スパムかよ」と言った内容だった。確かに、僕もそう思った。

「こういう仕事って、辛くないですか。幸せとか、不幸せだとか」

「たまに、そう思います。わたくしも、まだ不慣れなものでして」

「でも、お客様を幸せにできるのです。最高の仕事だと思います」

彼の爽やかな笑みに煽られ、僕は今までの出来事を回想していた。
両親は言葉は、別に、僕でストレス発散することが目的ではない。
そう考えるようになった僕は、やはり願いを取り消すことにした。

「ごめんなさい。やはり、先ほどの僕の願いは、取り消しで」

そう言った瞬間に、世界が割れるかのような激しい地鳴りが起こった。
「お客様」と、先に僕の身の安全をしてくれた彼も、また慌てていた。

「僕の願いを、取り消して欲しいのです!それに、どうしたんですか」

「取り消してほしいですって?ああ、間に合うことは、ないでしょう」

「恐らく、もうすぐメールが来るはずです。ああ、来ました。これを」




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