過去ログ - 操祈「好きでこんなことやってるわけじゃないわよぉ」美琴「その、ごめん」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/15(月) 10:28:10.83 ID:cB3TxE+Go

「私もちょっと、用事があってね」


 その立ち直りの早さに、美琴は怒りを覚えた。
 カチン、ときたのだ。
 理不尽かもしれないが、とにかくそう思ってしまった。


「申し訳ないんだけどぉ、それ後回しにしてくれないかしらぁ?
 一応、私が先客なんだしぃ」

「あぁん? アンタの底意地悪い能力使ってみんなに迷惑かけてまで何しようとしてるのよ。
 こんなところで胸をはだけさせてさ」

「そ、そんなの関係ないでしょう!?
 とにかく出ってってくれなぁい? 私もそれなりに忍耐力使っていること少しは理解してもらえないかしらぁ?」


 少し振り返ってみれば。
 誰かが保健室にいるかどうかなんてまっさきに気づいていなければならなかった。
 それに、今気丈に振舞っている食蜂操祈の声にわずかなりとも『怯え』の濁りがあることも悟れたはずだ。
 いつもの御坂美琴ならば当然にこなしていただろうことだった。

 ただ、今日は体調が良くなかった。
 上条当麻に『置いていかれて』機嫌が悪かった。
 いつもの御坂美琴ではなかった。



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