過去ログ - 操祈「好きでこんなことやってるわけじゃないわよぉ」美琴「その、ごめん」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/07/15(月) 10:30:03.83 ID:cB3TxE+Go
そして、
「あれ?」
御坂美琴が何かに気づいた。
それは角度的に食蜂操祈の身体で隠されていたスポーツバックだった。
操祈の足元に置かれているそれを、彼女に近づいたことで視界に入ったのだ。
正確に言えば電磁波で気づくことはできていたはずなのだが、意識に入っていなかった。
「アンタ、こんなバック持ってたっけ?」
「あ、それは―――」
思わず手を伸ばそうとする操祈を制して美琴が磁力でバックを引き寄せる。
ファスナーの金具を引っ張る形なので布地に変なダメージがあるかもしれなかったが気にも留めなかった。
「ちょっと!
返して! 返しなさいよ!!!」
「ふぅん、なぁんか変なの入ってるんでしょここに。
いいわ、調べてあげる」
「そんなの頼んでないじゃない! やめて、御坂さん!」
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