83: ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/17(水) 01:51:21.75 ID:ERSWqXtzo
真ちゃんと私は何度も電話して、結局は音無さんに会うことにした。
避けられない試練ならば、早いほうがいい。
84: ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/17(水) 01:55:12.68 ID:ERSWqXtzo
音無さんとの他愛の無いおしゃべりが始まった。
お互いの服や鞄について、伸びた私の髪について、化粧品について。
85: ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/17(水) 02:01:59.32 ID:ERSWqXtzo
小鳥「あずささん?」
音無さんに声をかけられて我にかえる。
86: ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/17(水) 02:07:26.97 ID:ERSWqXtzo
あずさ「真ちゃん、遅いですね〜。そろそろだと思うんですけど〜」
お店の入り口を見て、声を搾り出す。大丈夫、自然に言えた。
87: ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/17(水) 02:10:13.52 ID:ERSWqXtzo
小鳥「ひょっとして、ま、真、ちゃん?」
真「いやだなぁ〜、小鳥さん。そんな大げさに驚いちゃって。
88: ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/17(水) 02:13:07.64 ID:ERSWqXtzo
真「あずささん、今日はどこに連れて行ってくれるんですか?」
夕刻の繁華街を歩く。通りには週末の気分が溢れていた。
89: ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/17(水) 02:16:09.48 ID:ERSWqXtzo
小鳥「あずささん、お知り合いですか」
この人と会わないように、私の職場の近くで待ち合わせたのに。
90: ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/17(水) 02:19:53.11 ID:ERSWqXtzo
男D「あの、もしよかったらこれからお食事とか、どうですか?」
男C「僕達、いいお店知ってるんですよ。A馬さんには
91: ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/17(水) 02:23:44.98 ID:ERSWqXtzo
真ちゃんの左手が、いや、今ではその身体全体が傍目にも分かる程に大きく震えていた。
92: ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/17(水) 02:27:15.85 ID:ERSWqXtzo
緊迫した空気は、一瞬で木っ端微塵に消し飛んでしまった。
A馬さん達はもちろんのこと、私も真ちゃんも、
93: ◆/qOAOBHfFg[sage]
2013/07/17(水) 02:35:51.00 ID:ERSWqXtzo
疲れたんで今はここまで。
続きは今日の21時には再開できると思います。
これ、誕生日に間に合うんか…
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