過去ログ - 上条「……誰だ、アンタ」禁書目録「――ッ!?」
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2013/07/18(木) 22:27:52.37 ID:fZazj+yw0
「トウマは……その」
「コモエからの話を聞いても、何も、思い出さないの?」
――彼女の口から飛び出して来たのは、何と言うか、今更な問いであった。
以下略
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2013/07/18(木) 22:29:06.04 ID:fZazj+yw0
「あの月詠小萌とかいうセンセーが」
「『上条当麻』とかいうヤツの話を色々としてくれたけどな」
「正直俺にしちゃ、あの話は見知らぬ誰かの話を聞かされたのと同じなんだよ」
「思い出すも糞も無い」
以下略
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2013/07/18(木) 22:30:16.37 ID:fZazj+yw0
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2013/07/18(木) 22:30:59.53 ID:fZazj+yw0
上条当麻は『死』に、残ったのはソイツと同じ顔と体と声をした、
『名無しの権兵衛(ジョン=ドゥ)』だという事実は、もう動かしようが無い。
「――……」
以下略
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2013/07/18(木) 22:31:55.42 ID:fZazj+yw0
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2013/07/18(木) 22:32:41.91 ID:fZazj+yw0
「――え?」
顔を上げて、インデックスが自分を見る。
何を言っているのか、解らない様子だった。
以下略
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2013/07/18(木) 22:33:30.64 ID:fZazj+yw0
――公園の花壇に咲く、名前も知らない華へと顔を寄せ、匂いを嗅ぐ。
そんな『トウマ』の様子を、インデックスは彼の少し背後から見ていた。
以下略
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2013/07/18(木) 22:35:28.52 ID:fZazj+yw0
トウマはその相変わらず虚ろな瞳に、微かに興味の光を宿して、
面白げに彼方此方を見て回り、いろんな物を触り回っている。
華の匂いを嗅ぎ、噴水の跳ねる水しぶきに手を翳し、風を肌で感じる。
以下略
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2013/07/18(木) 22:35:56.43 ID:fZazj+yw0
――そんな彼の姿を見止めた、一人の少女がいた。
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2013/07/18(木) 22:36:51.20 ID:fZazj+yw0
とりあえずここまで
カエル医者の口調については気を付けます
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2013/07/18(木) 22:40:46.09 ID:qJTl5JJlo
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