過去ログ - 澪「憂ちゃん、唯の真似をしてほしいんだ」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/19(金) 11:04:31.08 ID:7lm8w+abo

憂「……だから、無理して変わらなくていいんじゃないかって思うんです」

澪「……え?」

憂「澪さん、楽しそうだったじゃないですか。ホントは私、ちょっと心配してたんですよね」

澪「………え?」

憂ちゃんの言葉は、私の今の悩みとは違う方向のものだったけど。
それでも私に向けられているからか、私の意識をあっさりと持っていってしまった。

澪「なに、を?」

憂「お姉ちゃんと澪さん達が学部が別になったって聞いて、最初の頃はちょっと心配だったんです。もしかしたら、もしかしたらちょっと疎遠になっちゃうんじゃないか、って」

澪「………」

憂「楽しそうなお姉ちゃんから話を聞いたり、私自身も軽音部に入ってからバンドの繋がりのあたたかさと頼もしさを知りましたから、ホントに最初の頃にホントにちょっとだけ心配しちゃっただけなんですけどね」

澪「うん……私も、そういう心配はなかった、かな」

大学の軽音部に入ることとか、今の学部の方でちゃんと友達が作れるのかとか、そういう不安はあった。
けど、今のメンバーとの友情を不安に思ったことはなかった。このバンドは永遠に続くとさえ思ってる。

……そういえば、そもそもなんで今更こんな事を考え始めたのか、というのも。
大学の軽音部の合宿を通じて、このバンドの良さを再認識したからだったっけ。

憂「なら、無理して変わろうとしなくてもいいんじゃないでしょうか」

澪「……別に、無理なんて……」

憂「澪さんが自身の『楽しい』を犠牲にして頑張らなくても、なんとかなりますよ」

澪「ぅ……」

憂「みなさん、やる時はちゃんとやる人です。私達みんなが証人ですから!」



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