過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」4
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10: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/20(土) 23:13:04.09 ID:M4DF9N/20
科学という名の闇の底。


11: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/20(土) 23:13:38.24 ID:M4DF9N/20
垣根帝督がいたのは巨大なゴミ処理場だった。
表向きはともかく、裏ではクローン生産といった後ろ暗いこともしているここでは多くのゴミが発生する。
一般的なゴミから『ちょっと変わったゴミ』まで。
そういったものを一手に引き受けて処理するのがここだった。

以下略



12: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/20(土) 23:17:24.63 ID:M4DF9N/20
「久しぶりーですねー。覚えてますかね? 忘れられてたら真剣にショックなんですが」

薄い緑のパジャマを着た女性だった。車椅子に乗っているところを見ると、足が悪いのかもしれない。
しかしそんなことなどどうでもよかった。
垣根の表情が、目つきが次々に変化していく。
以下略



13: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/20(土) 23:20:58.95 ID:M4DF9N/20
「……相変わらずのクソっぷりで安心したぜ木原。
悪ぃがここで潰されてくれねえか。個人的な気持ちとしても殺しときてえんでな」

言葉とは裏腹に全く悪びれていない調子で、垣根は笑う。
美琴に聞かせた幼きころの話。
以下略



14: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/20(土) 23:26:29.48 ID:M4DF9N/20





以下略



15: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/20(土) 23:31:16.02 ID:M4DF9N/20
「ま、さか……アイツ、……まさか……ッ!!」

長めの茶髪。まるで就職活動中の学生のような紫色のスーツ。
眼鏡をかけている。見覚えのある顔だ。どこかで見た顔だ。二度と見たくなかった顔だ。

以下略



16: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/20(土) 23:32:39.08 ID:M4DF9N/20
『わざわざ殺されにきてくれて感謝してるぜぇ?
テメェはグッチャグチャにすり潰して刻んで抉って壊して殺してやらねぇと気が済まねぇんだからよぉ!!』

だからテレスティーナが美琴に対して憎悪と殺意を抱くのは当然で。
ついでに最大の苦痛を与えて、出来る限りに屈辱に悶えさせてモルモットにしたいと思うのも当然で。
以下略



17: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/20(土) 23:37:33.04 ID:M4DF9N/20
美琴の怒りを誘う上ではこの上なく有効な言葉。
そして同時に効き過ぎる可能性も秘めた言葉。

「撤回しろッ!! あの子たちは人形なんかじゃない!!」

以下略



18: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/20(土) 23:41:56.11 ID:M4DF9N/20
御坂美琴の下らない正義感を、笑った。
妹達の存在を、笑った。
御坂美琴と妹達の馬鹿らしい姉妹愛とやらを、笑った。

「……何笑ってんのよアンタ」
以下略



19: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/20(土) 23:51:32.95 ID:M4DF9N/20
「誰よ」

その人物はぴっちりとした白い戦闘用の衣服に身を包んでいた。
仮面のような、顔全体を覆う特殊なゴーグルをかけている。
だから、顔は見えない。目や鼻、口の位置も分からない。
以下略



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