155: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/01(日) 07:05:26.63 ID:GlcPGu06o
『……てっきり、私は営業か広報に回されるものとばかり』
私は思わずつぶやいた。そもそもプロデュースの経験もないのに、なぜこの社長は私をプロデューサーに抜擢したのか。
流石に未経験の仕事に就けたりはしないだろう、という前言を撤回しなければならない。ついでに、正攻法という言葉もだ。
156: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/01(日) 07:06:30.47 ID:GlcPGu06o
今回の更新は以上です。
八月中の更新という公約を果たせなかったのが少し残念ですね。
次回の更新は来週後半には行いたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/01(日) 11:40:36.03 ID:LfEv6qkto
乙
158:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/02(月) 13:14:54.76 ID:BsQBGcSTo
乙乙
社長はぶっとんでんね…
159:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/04(水) 16:05:02.32 ID:2564NP9tO
アイマスの社長がぶっとんでんのはアケマスの頃からだから…
160:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/05(木) 08:16:26.98 ID:0V1ufc8Ko
続きを読みたくなるなぁ
面白い
161: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/07(土) 00:47:45.53 ID:XIq8vfkGo
(まあ、そうなるよな……)
現実は非情である。これは私が平凡であろうと、非凡であろうと、有能であろうと、無能であろうと変わらない。
理由は単純である。
162: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/07(土) 00:48:30.70 ID:XIq8vfkGo
事の発端は、社長に言われた通り私がスカウトに勤しんでいたことである。無論、私自身としては、怪しい動きをしていたつもりはまるでないし、そのような意思はない。
ただ、往々にして本人の意思とは別に、周りから見てどうなのか、というのが世間体と言うものであり、そういう意味では私は怪しい人であったのだろう。
こうやって職務質問を受け、注意されたのがその最たる証拠であった。
163: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/07(土) 00:49:12.34 ID:XIq8vfkGo
(今日は、もうやめておこう……)
ヘタにもう一度通報されて、さっきのおまわりさんがまたやってきたら、最悪任意同行を求められる可能性だってあるんじゃないだろうか。
迷惑防止条例違反で前科がついてしまうこと請負だ。
164: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/07(土) 00:49:51.09 ID:XIq8vfkGo
(夕食を摂るか)
心の中で呟くと、私はいつも通り、あのバーへと足を運ぶことを決めた。この時間帯であれば、ちょうど営業の転換時間である。
マスターには悪いが、いつも通りのサラダセットとブレンドコーヒーを頼むことにしよう。そう思って、私は足を向ける。
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