145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/29(月) 20:35:01.93 ID:WAoZDAQYo
アルミン「良かった、無事みたいだね……」
あのアルミンが、自分を庇った。
予想外の出来事にアニは珍しくほんの少しだけ動揺した。
しかしあまりのんびりしていられない状況にあることはわかっていたので、すぐに落ち着きを取り戻す。
アニ「……まぁ、なんとか……」
アルミン「それじゃ、悪いけど……急いで脱出してくれるかな……。
この体勢、ちょっと辛くて……」
アニ「そうしたいのは山々なんだけど……あんたの手が」
アルミン「えっ? あっ……」
アルミンが手を付いた位置が少し悪かった。
タダでさえ狭い空間なのに、更にアルミンの手がアニの動きを封じてしまうような形になっていた。
ただ、片手を上げればなんとかなる。
そうすれば、アニは頭側の方から脱出できるはず。
そんな状態だった。
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