161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 19:56:05.33 ID:sLmOP1Juo
口調を聞く限りではいつもと変わらないアニだが、この状況をなんとも思っていないはずはない。
アニだって女子なんだ。
同年代の男子……しかも自分なんかにこんなことをされて不快感を覚えないはずがない。
呼吸を抑えろと言ったり手をどけろと言ったのが何よりの証拠だ。
少なくともアルミンはそう思った。
申し訳なさと恥ずかしさで顔から火が出そうだった。
そのまま沈黙が続き、聞こえるのはアルミンの呼吸音のみ。
しばらく後、アニがぼそりと呟く。
アニ「あんたさ……頭は良いと思ってたけど、そうでもないんだね」
アルミン「ふーっ、ふーっ……」
アニ「私なんか別に助けなくても平気なのに……無理して、こんなことになって。
あんたも私も身動きが取れない、最悪の状況にさ」
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