過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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◆lhyaSqoHV6
[saga]
2013/08/07(水) 07:43:09.84 ID:50kJ6ylUo
「命中弾確認! ……これは?」
「目標は強力なフォースフィールドで覆われている模様」
「僚艦の砲撃では有効打を与えられません!」
通信士の報告を聞いて提督が歯噛みする。
提督「小癪な……マスドライバー用意!」
「マスドライバー、用意!」
しかし、どうやらまだ奥の手が残していたらしい。
P子「……敵戦艦に動きがあります」
空間跳躍に必要なエネルギーを蓄積しつつ敵の砲撃を回避し続けるという芸当をこなしていると、P子が何かに反応した。
P子は各種センサーから取り入れた情報をイメージ化してモニターに映す。
その画像から、敵の旗艦と思しき戦艦から長大な棒状の物体が伸びているのが分かった。
ミサト「なにこれぇ……」
メグミ「これは……マスドライバーね」
ミサト「マスドライバー? それって正規軍の装備じゃないよねぇ?」
マスドライバーは本来、短距離の貨物輸送に使われる装置である。
超高速で物体を射出し、それを目的地で回収するという仕組みだ。
しかし、例えば撃ち出す物を荷物から砲弾に変えれば、それは兵器にも転用できてしまう。
メグミ「大方、作業用艦艇あたりから徴用したんでしょう」
P子「宇宙連合の戦闘協定では、実体弾を用いる質量兵器の使用は自粛されているはずですが……」
連合は宇宙ゴミ問題の観点から、空間戦闘の際に弾丸を飛ばして攻撃する運動エネルギー兵器の使用を控えるといったことを公言している。
つまり、連合軍と事を構える場合は、主兵装であるビーム兵器の対策だけしていれば盤石なのだが……
メグミ「お尋ね者相手には何でもアリってことね」
ミサト「あれはさすがにもらったらマズイかなぁ」
P子「残念ながら、当艦のシールドは実弾兵器の防御には不適格です」
"控える"と言っているだけであって、"使わない"とは言っていないという事だ。
耐弾性を疎かにしていた事が裏目に出てしまった。
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