過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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◆lhyaSqoHV6
[saga]
2013/08/12(月) 08:54:35.04 ID:S3u6ofFeo
月宮博士の様子を一通り確認してみるも、目立った外傷は見られなかった。
となると、意識が戻らないのは内臓器官や脳の損傷が原因だろうか。
次に、船内のAIから寄越された医療装置の処置の結果に目を通してみる。
しかし、体内の透過写真や心拍数・脈拍数や脳波、血液中の物質等のデータを調べてみても、
適切な治療が施されたのだろう、やはり異常は見られなかった。
博士「身体の方は重傷を負っていたとは思えない程にまで回復しているようだが……」
雅から聞かされていた話から推測していた状況とは大きく異なり、月宮博士の身体は健常者のそれと違わないものだった。
それでも意識が戻らないとなると、もはや原因を特定するのは困難だ。
医学は齧った程度の畑違いだったが、それでも現代医療では手の施しようが無い事が分かった。
そもそも、地球の技術水準を大きく上回る異星の医療技術でさえ匙を投げる事態なのだ。
博士「残念だが、地球の医学で助けることは出来そうにない」
ミヤビ「そんなぁ……」
博士「だが、まだ諦めるには早い」
助けることが出来そうにないというのは、あくまで"医学的に"分析した結果である。
地球には、ともすれば奇跡とも呼べるような現象を起こすことの出来る『能力者』が大勢存在している。
彼らの中には、あるいは彼女の意識を呼び覚ます能力を持った者も居るかもしれない。
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