過去ログ - 一夏「おれ……えと、私は織斑一夏と言います」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/26(金) 23:23:51.35 ID:RSWVhOEU0

アナウンス「試合開始」

セシリア「さあ、踊りなさい! 『ブルー・ティアーズ』が奏でるワルツで!」

一夏「………………」ヒョイヒョイ

観客「おお!」

セシリア「や、やりますわね。初見でこうも軽やかに避けたのはあなたが初めてですわ」

セシリア「しかし、こちらの弾切れを狙って距離をとったらどうなるのか少し想像力が足りなくて?」

一夏「………………!?」

一夏「(何だあれ!? アフガンで見た無人兵器の類か!? これが第3世代型の特殊兵装ってやつなのか!?)」

一夏「くっ(捌き切れないか…………)」

セシリア「どうかしら、この機体の名を冠するオールレンジ兵器の味は?」

一夏「(でも、思ったよりも命中率が低い。ライフルと同じように距離をとっているからなのか?)」

一夏「(だとすると、完全なAI制御でもない)」

一夏「(基本的にISの兵装――――アリーナで使える武器に外部からの火器管制システムが載せられるわけないから、)」

一夏「(これを直接操っているのはやっぱりセシリアさんになるのか?)」

一夏「(だが、さすがにこのままではジリ貧だ……!)」

一夏「――――――加速!(……これは遅い)」ガシッ

セシリア「なっ!?」

箒「何!?」

千冬「ほう」

セシリア「シールドバリアーが減るくらいなら『ブルー・ティアーズ』から真正面からぶつかって――――――!」

箒「掴んだ一基で別の『ブルー・ティアーズ』を撃ち落とした!?」

山田「そのまま掴んだものを盾の代わりにして、安全にもう一基を叩き落としました!」

観客「おおおおお!!」

一夏「(『白式』は常に片手が空いている。そして、あの誘導兵器によるダメージも低い。だったら、真正面から捉えてより多くを打ち払う!)」

箒「この勝負、ようやく一夏にも勝機が見えてきたが、こんなにも一夏がISを使えただなんて…………」

千冬「(一夏は確かに正規の訓練を受けていない。そういう意味ではド素人)」

千冬「(だが、私の“師匠”の許で過ごしたのだ)」

千冬「(どうやら、私以上に“師匠”の教えを受け継いだらしい。さすがです、“師匠”)」

千冬「(それに、成熟せざるを得なかったという事情もあったが、)」

千冬「(弟の空間認識能力は並みのISドライバーを遥かに超えている)」

千冬「(素人と高をくくって油断していればこうもなろう)」




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