過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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824: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:36:06.91 ID:mtmAVoWE0
寒いのもあり、コタツの中に入り、その物を凝視。
「果汁100%! 寒い冬に、暖かい家の中で、冷えたチューハイ *お酒は20歳になってから」
京介「どうみても酒だよな……」
825: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:36:34.02 ID:mtmAVoWE0
この酒をどうするかって問題が出てくるんだよなぁ。 以前なら、仮にもこういうのが当たった場合は親父に渡せば良かった。 それで全て解決。
だが、今はそれは出来ない。 かと言ってただ捨てるのも勿体無さすぎる。 ううむ……。
でもさ、俺はもう飲んでも問題無いわけだし、そこら辺は堂々としてても問題ねえよな?
826: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:37:01.26 ID:mtmAVoWE0
そして、俺は指を蓋に掛け。
「たっだいまあ」
誰だ!? いや一人しかいねえよ!! 桐乃だ桐乃!!
827: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:37:28.10 ID:mtmAVoWE0
桐乃「怪しすぎ。 早く出して」
……なんでこいつはそんな鋭いんだよ!! ああ、考えてみればそうだ。 あのお袋の娘だぜ。 そりゃそうだ。
と、変に納得したところで状況に変わりがあるわけも無く、俺は相変わらずの乾いた笑いを桐乃に向ける。
828: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:37:53.40 ID:mtmAVoWE0
そして、再び缶はコタツの上へ。
俺と桐乃はその缶を挟むように座っている。
桐乃「……京介ってお酒飲むっけ?」
829: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:38:20.13 ID:mtmAVoWE0
京介「と思ってたんだけど……桐乃が嫌って言うなら、飲まねえよ」
桐乃「あー。 実はさ」
桐乃は言い、先程置いたビニール袋を取り出す。
830: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:38:46.76 ID:mtmAVoWE0
桐乃「京介の思ってるのとはちょっと違うって。 あたしが無理矢理貰ってきたの。 お父さんにあげますって言って」
京介「……なんで?」
桐乃「だって〜。 ひひ。 興味あるじゃん? 少し」
831: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:39:13.65 ID:mtmAVoWE0
京介「……何故知っている」
桐乃「どうしてだろうねぇ〜? ふひひ〜」
恐ろしい奴だ。 絶対誰にもばれてないと思ったのに。
832: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:39:39.27 ID:mtmAVoWE0
桐乃「あたしはただ報告するだけだって。 問題無いっしょ?」
京介「一応、その報告する内容とやらを聞いても良いか?」
桐乃「京介がぁ、毎日毎日お酒飲んで、あたしに暴力振るってくるって相談する」
833: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:40:06.77 ID:mtmAVoWE0
ぶっちゃけた話、別に俺も真面目に生きろなんて言える立場じゃねえし、ある程度のことくらいなら良いんじゃねえの? とは思っている。
でもな、俺が恐れているのはそうじゃねえんだ。 こいつ、酒飲むとめっちゃ本性出すんだよ……。
普段当たりがキツイから……まあそれも、最近だと大分甘えてくるようにはなったけれど。 それもあり、酒を飲んだときのこいつはヤバイ。
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