過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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156: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/09(金) 09:26:21.69 ID:DhAdM5VR0
「そういう風に思ってくれるのはありがたいお話かもしれないがな……お前が俺のために何かできるわけじゃないだろう」

「今までの俺なら、そうだった。でも、もう決心がついた。このままじゃ、比企谷くんだけじゃなく結衣や雪ノ下さん

まで壊れてしまうから」
以下略



157: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/09(金) 09:29:20.25 ID:DhAdM5VR0
いやいやいやいや、何言っちゃてんのコイツ。頭イッチャッたのか?君を選ぶとか言われても訳分からんし。同性愛の

趣味でもあったんですか?もしそうだとしたら海老名さんは類稀なる慧眼の持ち主だな。俺が困惑の表情を浮かべて

いると葉山は話を続ける。
以下略



158: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/09(金) 09:31:31.37 ID:DhAdM5VR0
「本当に誰からも好かれるのであれば、そうかもしれないな」

似たような言葉をどこかで聞いた覚えがある。奉仕部という部活に足を踏み入れて間もない頃、部長である雪ノ下雪乃

が言っていたな…………しかし、それは嫉妬や恨みを買うとかそういう話だった。それなら、葉山の方はというと?
以下略



159: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/09(金) 09:33:41.91 ID:DhAdM5VR0
「それにこれは俺が勝手にやることだから、比企谷のためとは言っても君に直接何か関係あるわけじゃない。所詮

は自己満足に過ぎないことは承知している。だから、ただ君は俺の行動を見ていてくれればそれでいい。明日の部活

終わりの時間、君も昇降口にいてくれ」
以下略



160: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/09(金) 09:35:43.17 ID:DhAdM5VR0
翌日の俺の状況はというと、まぁ想定内というか予想通りというか案の定というか…………。視線の痛さとヒソヒソ話

が少し増えたくらいのことである。俺なら慣れてる。だから平気。うん、大丈夫。あらかじめわかっていることなら心の

準備というものができているから、それほど辛くはないのである。お化け屋敷だってお化けの出る位置と脅かし方が先に
以下略



161: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/09(金) 09:38:12.59 ID:DhAdM5VR0
結局その日は誰とも話すことなく――別に俺の場合は珍しいことでもないが、授業の時間はすべて終わった。俺が教室を

出る準備を終える頃には由比ヶ浜はもうそこから出ていってしまっていた。まぁ、俺としてもたぶんその方が好都合だ。

部活か…………とりあえず一日くらいなら体調不良とか適当な理由で誤魔化せるだろう。実際問題、今からあそこに行
以下略



162: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/09(金) 09:39:47.98 ID:DhAdM5VR0
今回はここまでです。次回は日・月あたりに投下したいと思います


163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/09(金) 10:06:46.96 ID:25GePyKwo



164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/09(金) 10:35:45.47 ID:jz3nggF1o
乙!
次回更新楽しみにしています。


165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/09(金) 11:55:55.56 ID:FAiAkyr0o
おっつん超期待


166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/09(金) 18:34:36.56 ID:DFmAEp1bo
鳥肌たってきた
ちょっと揚がってくる


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