過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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262:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/20(火) 15:36:12.35 ID:N4MxKkp0o
まぁ気になる程度だな
文章力高いから少し残念


263: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/20(火) 19:28:42.14 ID:2PQsvWzg0
お待たせしました。続きを投下します。改行の件については申し訳ないですが、慣れてくださいとしか
言えなくてすいません。元々台本形式で書くことを想定していたことの名残と個人的にこちらの方が
見やすいと思うのでこういうスタイルになっています。予定通りにいければもう内容的に後半にさし
かかっているのでこのままいかせてもらいます。見づらいという意見は今後の参考にします。
完結したらもっと見やすくして別のところにUPするかもしれません。


264:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/20(火) 19:32:25.16 ID:XqRT8bPKo
期待


265: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/20(火) 19:33:30.28 ID:2PQsvWzg0
F戻るか進むかに関わらず、彼はこの先の道を見定める。


由比ヶ浜は、出入口とは反対側の壁に寄りかかって誰かを待っている様子だった。携帯電話をいじっているせいかこちら

以下略



266: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/20(火) 19:36:46.32 ID:2PQsvWzg0
「ふぅん…………そういうことやるってことは……お前サプライズとか好きなのか?」

「え?……う〜ん……いいサプライズなら好きかな?」

いきなり想定外の質問をされたせいなのか、ちょっと迷いながら彼女はそう答えた。その表情は少しうれしそうに見える。
以下略



267: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/20(火) 19:41:33.80 ID:2PQsvWzg0
「で、何の用事だよ」

「あ……その……もしよければ……途中まで一緒に帰らない?」

「嫌だ」
以下略



268: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/20(火) 19:43:49.02 ID:2PQsvWzg0
「ひゃっ」

靴を履き替えて外に出ると寒風がびゅっと吹いて直接体にあたってくる。思わず手で襟を掴んで服の隙間を塞ぐ。今の

悲鳴はおそらく由比ヶ浜のスカートが…………いやいや、俺の視界に入ってなくてよかったぜ。……ついでに言うと
以下略



269: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/20(火) 19:46:35.83 ID:2PQsvWzg0
由比ヶ浜はほんのり頬を染めながら、目を泳がせながらそう答えた。正直言って彼女の顔は口よりもよく喋る。黙って

いたとしてもその目が、眉が、頬が、唇が雄弁に語ってくれる。だから、みんなそれを無視することはできないのだ。

あの雪ノ下雪乃でさえもそうだった。当然、俺もそう。
以下略



270: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/20(火) 19:49:58.60 ID:2PQsvWzg0
いつぞやの花火大会の時、文化祭の後の時、あるいは修学旅行から帰った後、それとここ数日間。いつだって彼女は

俺と一緒にいる時には常に周りの人を顔色を伺いながら――気遣いながらと言った方がいいのかもしれないが――俺と

接してきた。それはいくら狭い教室の中とはいえ棲む世界の違う人間が関わる場合には不可避の行動だ。俺のような
以下略



271: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/20(火) 19:53:12.50 ID:2PQsvWzg0
顔が熱くなるのを感じて思わず手を頬にやって撫で付ける。微笑んだままの由比ヶ浜を横目に俺は自転車を押して歩き

出す。遅れて彼女も後をついていく。……とりあえず頭に浮かんだ疑問をぶつけでもしないとやってられん。

「お前アホのくせになんでそんなこといちいち覚えてんだよ……」
以下略



272: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/20(火) 19:55:51.24 ID:2PQsvWzg0
「何が」

「その……奉仕部の」

「まだ無理、だな…………」
以下略



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