過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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508: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/13(金) 00:30:59.90 ID:CYYoNZQK0
「お前が俺に期待した通りのリアクションをすれば、ますますエスカレートしかねないからな。時と場所をわきまえろよ」

「……ふぅん?」

俺の返答に、何故か結衣は不満顔から一転してその目に笑みを浮かべる。そして、口角を上げながら、

「じゃあ、時と場所をわきまえればそういうことしても…………いいんだよね?」

「わ、わきまえれば、の話だぞ…………さっきのはわきまえてるとは言わない」

「なら……ヒッキーが教えてよ…………いつだったらそういうことしてもいいのか。あたしわかんないから」

ねだるようにこちらに顔を近づけながら、結衣はそう言った。チュロスがお前の顔につきそうだからいったん離れてくれ、

頼む。というか、なんだこの状況は。もともと結衣の行動を抑えるために言った筈なのに、いつの間にか俺の方からそう

いう行為をしなければいけないことになっているぞ?こういうところが本当に結衣は怖い。ああ、この怖いはまんじゅう

怖い的な意味じゃないですよ、ほんとですよ。俺は顔がこれ以上近づかないように引っ込めてなんとか答えを絞り出す。

「わ、わかったから……」


その言葉に一応結衣は満足したのか、体勢を元に戻して正面に向き直った。それにしても、まだこれ初日なんだよな。

俺と結衣が恋人同士になって。少し飛ばし過ぎなんじゃないだろうか。というより、焦り?まさか…………な。それと、

今の結衣の態度を見ていて俺は心配の種がまたひとつ増えてしまう。


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