過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/02(水) 19:49:25.28 ID:lvwBCCDU0
J思わぬところで彼の行為は彼女らに伝播する。
幸いにして日曜日の夜は昨日のような夢を見るようなこともなく、月曜日の朝はいつも通りに目を覚ますことができた。
以下略
679
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/02(水) 19:52:40.65 ID:lvwBCCDU0
振り返った先で腕を組んで軽く脚を開いて立っていたのは、うちのクラスのトップカーストでまたの名が獄炎の女王――
といっても俺が勝手にそう呼んでるだけだが――である三浦優美子であった。彼女と俺には直接の接点はなく、接点があ
るのは一人の人間のみで、そうであるが故に今ここで俺に何の用事があるのかは火を見るより明らかだった。三浦は獄炎
以下略
680
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/02(水) 19:55:27.59 ID:lvwBCCDU0
「由比ヶ浜の様子がおかしいのは…………俺のせいだ。もしそのことで、三浦の手を煩わせたのだったら申し訳ない」
俺は頭を下げて、あくまで自分と三浦の間に起こっていることのみに焦点を絞って謝罪をした。しかし、そんなことを
三浦が望んでいるわけではないのは薄々わかっていた。だから、彼女が次に発した言葉にも別段驚きはしなかった。
以下略
681
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/02(水) 19:58:26.30 ID:lvwBCCDU0
三浦が最後まで口にする前に、俺はそれを遮った。しかし、そんなことを言ったところで彼女が治まる筈もなく、
「あんたの問題は…………もうあんただけの問題じゃない。今も結衣を……巻き込んでる」
「そうだな。それは…………否定しない。……すまない」
以下略
682
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/02(水) 20:04:01.59 ID:lvwBCCDU0
「だとして…………。結局のところ、あんたは……結衣の気持ちに……応えるつもりがあんの?それともないの?」
その質問に対する答えはもうとっくに決まっている。たとえその応え方が、由比ヶ浜結衣の望むものすべてを満たすもの
以下略
683
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/02(水) 20:06:48.07 ID:lvwBCCDU0
「……問題そのものがすぐに解決するわけじゃない。俺の問題は、その……なんというか……海老名さんが抱えている
ものと似ていると言えばいいのかな。ただ、彼女と事情が違うのは…………俺の場合は最初から諦めるようなことはもう
以下略
684
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/02(水) 20:09:47.15 ID:lvwBCCDU0
「ちょっと」
「……はい」
以下略
685
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/02(水) 20:12:33.35 ID:lvwBCCDU0
「隼人のこと。修旅の後に隼人が雪ノ下さんに告白したのって…………あんたを庇うためためだったんでしょ?」
「な、何故お前がそれを……」
以下略
686
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/02(水) 20:17:04.52 ID:lvwBCCDU0
「ま、薄々気づいてはいたんだよね。あーしが雪ノ下さんのこと嫌いなのってそういう理由もあったんだと思う。だから、
むしろハッキリわかって良かったかもしれない」
「でもお前、そのせいで今は葉山と……」
以下略
687
:
◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/10/02(水) 20:20:30.93 ID:lvwBCCDU0
「じゃ、そゆことで。結衣のこと……よろしく」
「あ、はい……」
以下略
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