過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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718: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/06(日) 20:20:09.05 ID:LeQZFUAM0
俺は話している途中で、後で言うことと整合性が取れないのに気づいて訂正しようとする。すると、由比ヶ浜の顔色が

みるみるうちに不安そうなものに変わっていったので、俺は慌ててまた口を開く。

「あ……えっと……その……俺が毎日告白し続けるのは、別に由比ヶ浜に信じてもらえるまでに限定するわけじゃない

っていうことが言いたかったんだ。好きって気持ちは常に言葉にしてちゃんと伝えないといけないと思っているから」

「そ、そういうこと……」


俺の言葉を聴いて、由比ヶ浜は手を胸に当ててほっと胸をなで下ろす。自分もまた息を整えて、このアイディアについて

考えていることをとりあえず最後まで言い切ってしまう。


「なんというか、その…………悪い意味で慣れてしまいたくないんだよ。自分が由比ヶ浜結衣と一緒にいられるという

ことに。一番最初に何かを話した時とか……一番最初に何かをもらった時とか……一番最初にどこかに出かけた時とか

……一番最初に、その……キスした時とか……そういう経験の最初に感じた喜び、というか胸のト、トキメキ、とでも

いうのか……そういう気持ちをこれから先もずっと忘れないように、俺はしたい。だから、常に“最初”で“最後”でいたい

んだよ、自分は。それで…………恋人として付き合うのも期間を区切ることを考えてみた。そうやって、最初の気持ちを

持ち続けられれば…………恋人としての関係も続けられんじゃないかと、そんな風に自分は思っている」


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