1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 12:17:32.70 ID:iN6ZJk2U0
親友(まずは主人公がどの子を攻略…もとい彼女にするかを見極めなきゃな)
親友(…さて、どーやって動くか)
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 12:20:55.35 ID:iN6ZJk2U0
親友「やぁ、おはようさん」
主人公「お、おはよう」
親友「ん?どうした?いかにもいいことありましたって顔してんじゃん」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 12:24:04.70 ID:iN6ZJk2U0
親友「まぁ言いたくないならいいや、なんか相談したいことあったら言えよな」
主人公「おう、ありがとうな」
ヒロイン「あ…」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 12:32:58.23 ID:iN6ZJk2U0
親友(ん、これがベター、変に茶化して『なんだよ、彼女か?』とか『まさか悩みの種って…』とか言うと素直に返されなかったときにやりにくいからな、ここはシンプルイズベスト…簡単な質問だ)
主人公「あぁ…ちょっとな」
ヒロイン「……」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 12:37:44.96 ID:iN6ZJk2U0
主人公「ん?」
親友「俺日直なの忘れてたよ、先に行くわ」
主人公「おぁ、そうか」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 12:43:57.19 ID:iN6ZJk2U0
ー教室ー
親友(…主人公はあのあとちゃんとヒロインと学校に来たのだろうか…っと)
主人公「〜〜〜」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 12:50:15.56 ID:iN6ZJk2U0
ー昼休みー
ツンデレ「ねぇ」
主人公「ん?」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 12:59:29.67 ID:iN6ZJk2U0
親友(まぁ、妥当なのは俺は見て見ぬ振りをすることだが、果たしてそれでいいのだろうか…ぶっちゃけ、あの子の√に入ってくれた方がヒロインちゃんよりも何千倍もやりやすいんだがな…ただ、毎回思うことだが後味が悪いんだよ、誰を選ぶにしろしっかり主人公から引導を渡しやってくれないとな)
親友(まぁ、今回はどちらに転ぶかわからんが会話に入ろう、情報も少なからず入るしな)
親友「主人公…ってあれ?友達?」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 13:00:49.33 ID:iN6ZJk2U0
あー誰も居なかったらやめるね
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/07(水) 13:22:59.63 ID:CTesplqv0
親友は何を目指してる感じだろ?
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/07(水) 13:24:40.54 ID:6ThvNxRMo
いるから続けてください
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 13:36:59.40 ID:iN6ZJk2U0
ごめん、ちょっと出てた
>>10わかりにくかったね、この世界はギャルゲーの世界、そして主人公に必ず一人はいる
男友達を親友と称して主人公のサポートの裏側を書いてる感じかな
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 13:41:33.21 ID:iN6ZJk2U0
主人公「あぁ、うん」
ツンデレ「それでね…ってかあんた」
親友「…え?俺?」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 13:54:30.86 ID:iN6ZJk2U0
ー数日後ー
親友(困った…実に困ったぞ…)
親友(ほぼ毎日ツンデレちゃんが…あぁ、あのあと名前は知ったんだが、主人公から離れない…つーか主人公気づけよ…だが相変わらず主人公はヒロインちゃんが好きなようだ、しかし間の悪いことにヒロインちゃんは俺と主人公が一緒にいるときしか現れない…というかヒロインちゃんは何回か主人公と絡もうとしているのが見えるのだがツンデレちゃんがそれを許さない、今回はケースがイレギュラー過ぎる、今までは主人公補正やら何やらでほぼ滞りなく進んでいたのに、今回は全く思い通りに物語が進まない…正直、このまま主人公とツンデレちゃんが付き合ってしまうのも、俺的にには悪くない、だがやはり親友としては俺は主人公に本当に好きな奴と付き合ってもらいたいな…どうすれば)
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 14:03:48.82 ID:sHpz950g0
良ssの予感
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 14:17:53.82 ID:iN6ZJk2U0
ー校庭ー
親友(…良かったのだろうか、あれで)
親友(現在は体育の時間、俺は木陰でクラスの男子がサッカーをするのを眺めながらその後の考察を立てていた…というか、今回はやはり何かがおかしい…まず、全くと言っていいほど主人公に補正がかかっていない…これではエンカウント率が下がるし突発的なイベントも発生しにくい…そしてなによりヒロインちゃんが主人公に惚れるのに時間がかかる可能性がある…いや、それ以前に学校で一日に一回や二回顔を合わせるだけのほかのクラスの男子を好きになったりするだろうか…答えはNOだ、そんなのはありえない…だが一方でツンデレちゃんの主人公への好感度が上がりすぎている、これは恐らく物語の始まりの立ち位置の問題だろう、ヒロインちゃんはきっと物語の最初に、そしてそれが人生で初めて出会った人間タイプ、一方でツンデレちゃんは昔から知っている腐れ縁タイプ、さらにすでに惚れかかっている、いや、本人が気づいていないだけですでに惚れているのかもしれないが…これではツンデレちゃん√一直線だ…そんな中で俺には一体何ができるだろうか…クッソ、頭が働かない)
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 14:27:47.88 ID:iN6ZJk2U0
ヒロイン「なんかちょっと怖かったかな…今みたいな優しい口調じゃなくて…もっと、えーっと…なんて言えばいいのかな?」
親友(し…しまった、これは非常にまずい…何がマズイって、まず彼女に俺の素顔の片鱗を見られたことだ、俺の素顔は普段とはきっと、あまりにもギャップがあるだろう、そしてそのこと知った彼女はきっと俺の秘密を見たと思うに違いない、それだけはマズイんだ、本来秘密の共有とは主人公とするものであり、それによって物語がグンと加速するのだ…しかし、相手は俺だ…このままでは彼女との間にフラグが立ってしまう…なぜなら彼女はまっさらだからだ、物語の登場人物だけに、その好意のパラメータは最初は無に等しく、イベントを重ねることによって主人公へとそのゲージを伸ばしていくからだ、だがいかんせん俺に傾いてきている…ここはどうにかして打開するしかない)
親友「そ…そうだったかな?多分昨日読んだ本の主人公とかぶっちゃったのかもね」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 14:37:32.44 ID:iN6ZJk2U0
ごめん、ちょっとだけ外出ることになった、SS速報に投稿するのが初めてだから
いちいちこんなこと説明するのはあってるのかわからんけど一応言っとくね
それじゃ見てくれている人がいたら待っててね
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 15:15:19.44 ID:iN6ZJk2U0
親友「それよりどうしてここに?」
ヒロイン「私今日は病院に行ってたの、それで遅刻してきちゃったんだけどたまたま親友くんが見えたからさ」
親友「そっか」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 15:32:55.38 ID:iN6ZJk2U0
ヒロイン「親友くん、なんか私と会った時もいっつも主人公くんに私への話題を提供して、そのくせ自分では私には話してくれない、いまだってそう、私は親友くんと話に来たのに主人公くんを気にして…私のこと、嫌いなの?」
親友「いや、そんなことはないよ?」
親友(ど…動揺しちゃダメだ、冷静に俺の外面を守るんだ)
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/07(水) 18:36:52.97 ID:zlAarXvGo
こういう視点の話は面白くて良いね
今は見てる人が少なくても夜には増えると思うし
区切りまでコメントを控える人も多いから気にせず続けてほしいです
68Res/33.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。