過去ログ - 親友「さてと…仕事しようかな」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 13:54:30.86 ID:iN6ZJk2U0
ー数日後ー

親友(困った…実に困ったぞ…)

親友(ほぼ毎日ツンデレちゃんが…あぁ、あのあと名前は知ったんだが、主人公から離れない…つーか主人公気づけよ…だが相変わらず主人公はヒロインちゃんが好きなようだ、しかし間の悪いことにヒロインちゃんは俺と主人公が一緒にいるときしか現れない…というかヒロインちゃんは何回か主人公と絡もうとしているのが見えるのだがツンデレちゃんがそれを許さない、今回はケースがイレギュラー過ぎる、今までは主人公補正やら何やらでほぼ滞りなく進んでいたのに、今回は全く思い通りに物語が進まない…正直、このまま主人公とツンデレちゃんが付き合ってしまうのも、俺的にには悪くない、だがやはり親友としては俺は主人公に本当に好きな奴と付き合ってもらいたいな…どうすれば)
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 14:03:48.82 ID:sHpz950g0
良ssの予感


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 14:17:53.82 ID:iN6ZJk2U0
ー校庭ー

親友(…良かったのだろうか、あれで)

親友(現在は体育の時間、俺は木陰でクラスの男子がサッカーをするのを眺めながらその後の考察を立てていた…というか、今回はやはり何かがおかしい…まず、全くと言っていいほど主人公に補正がかかっていない…これではエンカウント率が下がるし突発的なイベントも発生しにくい…そしてなによりヒロインちゃんが主人公に惚れるのに時間がかかる可能性がある…いや、それ以前に学校で一日に一回や二回顔を合わせるだけのほかのクラスの男子を好きになったりするだろうか…答えはNOだ、そんなのはありえない…だが一方でツンデレちゃんの主人公への好感度が上がりすぎている、これは恐らく物語の始まりの立ち位置の問題だろう、ヒロインちゃんはきっと物語の最初に、そしてそれが人生で初めて出会った人間タイプ、一方でツンデレちゃんは昔から知っている腐れ縁タイプ、さらにすでに惚れかかっている、いや、本人が気づいていないだけですでに惚れているのかもしれないが…これではツンデレちゃん√一直線だ…そんな中で俺には一体何ができるだろうか…クッソ、頭が働かない)
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 14:27:47.88 ID:iN6ZJk2U0
ヒロイン「なんかちょっと怖かったかな…今みたいな優しい口調じゃなくて…もっと、えーっと…なんて言えばいいのかな?」

親友(し…しまった、これは非常にまずい…何がマズイって、まず彼女に俺の素顔の片鱗を見られたことだ、俺の素顔は普段とはきっと、あまりにもギャップがあるだろう、そしてそのこと知った彼女はきっと俺の秘密を見たと思うに違いない、それだけはマズイんだ、本来秘密の共有とは主人公とするものであり、それによって物語がグンと加速するのだ…しかし、相手は俺だ…このままでは彼女との間にフラグが立ってしまう…なぜなら彼女はまっさらだからだ、物語の登場人物だけに、その好意のパラメータは最初は無に等しく、イベントを重ねることによって主人公へとそのゲージを伸ばしていくからだ、だがいかんせん俺に傾いてきている…ここはどうにかして打開するしかない)

親友「そ…そうだったかな?多分昨日読んだ本の主人公とかぶっちゃったのかもね」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 14:37:32.44 ID:iN6ZJk2U0
ごめん、ちょっとだけ外出ることになった、SS速報に投稿するのが初めてだから
いちいちこんなこと説明するのはあってるのかわからんけど一応言っとくね
それじゃ見てくれている人がいたら待っててね


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 15:15:19.44 ID:iN6ZJk2U0
親友「それよりどうしてここに?」

ヒロイン「私今日は病院に行ってたの、それで遅刻してきちゃったんだけどたまたま親友くんが見えたからさ」

親友「そっか」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 15:32:55.38 ID:iN6ZJk2U0
ヒロイン「親友くん、なんか私と会った時もいっつも主人公くんに私への話題を提供して、そのくせ自分では私には話してくれない、いまだってそう、私は親友くんと話に来たのに主人公くんを気にして…私のこと、嫌いなの?」

親友「いや、そんなことはないよ?」

親友(ど…動揺しちゃダメだ、冷静に俺の外面を守るんだ)
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/07(水) 18:36:52.97 ID:zlAarXvGo
こういう視点の話は面白くて良いね
今は見てる人が少なくても夜には増えると思うし
区切りまでコメントを控える人も多いから気にせず続けてほしいです


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 21:12:56.69 ID:iN6ZJk2U0
すいません、すっかり寝落ちしてしまっていました
再回します


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/07(水) 21:38:26.58 ID:iN6ZJk2U0
親友「俺ただ、君と主人公が仲よくできたらなって思っているだけなんだよ、最初に俺とあったときだって君から主人公に話しかけていたじゃん?それに主人公の気持ちははたから見ていれば…っと、まぁそれはそれとして、とにかく、それだから俺はヒロインちゃんと主人公には仲よくなってもらいたいんだ」

親友(気遣い、主人公のヒロインちゃんへの気持ちのニアミス、俺からヒロインちゃんへの感情の有無、全てを込めた俺の渾身のセリフだ…さぁ、どうでる?)

ヒロイン「そっか…そうだよね、そう言えば私、あの時自分から主人公くんに話しかけたんだったね」
以下略



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