過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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21: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/08(木) 21:05:06.71 ID:WgdoOi2Io

京太郎「満足出来ました?」
漫「…全然…ん…♪」

悪戯っぽくそう尋ねる京太郎君にうちはそっとその首を振った。
数十分ほどこうして抱きつき続けたとは言え、ずっと京太郎君と会えなかったうちの身体はまったく満足していない。
けれど、うちの所為で貴重な時間を無駄にしてしまったのは紛れもない事実や。
それを思うとシュンと肩が落ち、申し訳ない気持ちが胸の奥から湧き上がる。

漫「ごめんな…折角、来てくれたのに…」
京太郎「良いですよ。予想してた事ですし」

そんなうちを励ますように言いながら、京太郎君はうちの髪にそっと触れた。
セットした髪を崩さないようにポンポンと上から抑えるようなそれはとても優しい。
京太郎君の暖かさを伝えるようなそれに落ち込んでいたはずのうちから笑みが漏れる。
それに京太郎君も笑みを返してくれたお陰で、うちらの間に穏やかな空気が流れた。

京太郎「それより待たせてごめんなさい。雪が振っちゃった所為で途中にチェーンの準備とか色々あって…」

そう謝罪する京太郎君に対して、うちは首を左右に振った。
うちは長野に行った事はないけれど、もう今の時期から雪が降り始めている事くらい知っているんやから。
日本でも有数の豪雪地帯を抜ける為にあんまり速度を出せないのは、小学生でも分かる。
勿論、高速バスのダイヤはそう云うのを含めて考えられているとは言え、数分の遅れくらいは許容範囲やろう。



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