過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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701: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/14(水) 01:22:52.11 ID:SezU/tkCo

「申し訳ないのですが…須賀様はすぐお呼びするようにとご当主様が仰せになっていまして…
京太郎「あー…」

しかし、どうやら小蒔の親父さんは思った以上にせっかちだったらしい。
或いは、よっぽど俺に会いたかったのか。
どちらにせよ、こうして俺たちを迎え、案内してくれた人にそうやって伝えられるのはあまり良い気分ではない。
高速移動手段をこれでもかと利用したとは言え、移動疲れと言うのは身体の中に溜まっているのだから。

春「幾ら何でも…急すぎ…」
初美「そうですよー。移動疲れってものもあるんですし…」
「すみません…」

そんな俺を気遣ってくれたのだろう。
春と薄墨さんは拗ねるようにそう言った。
けれど、それに謝罪しながらも、巫女さんは言葉を撤回しない。
それは恐らくこの神代家の中で『ご当主様』の言葉は絶対だからだろう。
申し訳なさそうに言葉を紡いだ彼女が、その命令に何とも思っていないはずがない。
だが、彼がすぐに呼べと言っているのであれば、その通りにしなければいけないのが…この神代家なのだろう。

京太郎「いや、良いよ。ちょっと行ってくる」
小蒔「京太郎様…」

ここで神代家の対応に文句を言ったところで、困るのは矢面に立たされている巫女さんだけだ。
それに素直に呼び出しに応じなければ、ただでさえ悪いであろう俺の印象が悪化しかねない。
それを思えばここで問答している時間すら惜しく、俺はそっと歩き出す。
そんな俺に小蒔が不安そうな目を向けるが…しかし、あまり構ってはやれない。


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