過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」霞「その8かしら」
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876: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/14(水) 02:55:19.11 ID:SezU/tkCo

京太郎「で…まぁ、これをどうするか…なんだけど」
小蒔「えっと…どうしましょう」

そう私達が言うのは、部屋の中があんまりにもあんまりな状況だったからです。
取り憑かれた私が暴れた所為で、そこはもう畳がひっくり返るくらい滅茶苦茶だったのですから。
壁にこぶし大の穴が幾つも空いている辺り、私に憑いていた『何か』はよっぽど現世に降りてこられたのが嬉しかったようです。
それにそっと肩を落とすものの…問題はそれだけではありませんでした。

京太郎「これ…やばいよなぁ…」

京太郎様がそう言いながら見るのはついさっきまで私達が座っていた畳です。
『何か』の暴力から難を逃れたであろうそれはもうグチョグチョでヌルヌルでした。
私や京太郎様の体液がこれでもかとばかりに染み込んでいるそこからは何とも言えない淫臭が立ち上ってくるのです。
きっと誰が嗅いでも、私達が交わった後だと分かるであろうそれに私の背中にも冷や汗が流れるのでした。

京太郎「しょ、消臭剤とか…」
小蒔「ごめんなさい…持ってきていません…」
京太郎「…だよなぁ…」

これが香水なんかを普段から持ち歩くようなオシャレさんであれば話は違ったのかもしれません。
しかし、残念ながら私はこれまでそういったものにあまり興味を持たなかったのです。
お化粧だってやり方こそ知っていますが、それを実践した事なんて数えるほどしかありません。
そんな私にとってこの匂いをどうこう出来るものは手元にはなく、申し訳なさに肩を縮こませるしかありませんでした。


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