6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:53:54.97 ID:E4QYuQqXo
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To:千早
本文:今日23:00ごろに事務所に来てくれないか?
-765プロ-
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:54:34.98 ID:E4QYuQqXo
千早「プロデューサー、酸味の強いコーヒーがお好きでしたよね」
P「おう、よく覚えるなー。社長とか律子は苦いほうが好きらしいんだがな。いっつもそっちをまとめていれちゃうから、俺の好きなのが飲めないんだよ」
千早「割りを食ってる、ということですね」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:55:18.43 ID:E4QYuQqXo
P「いや、俺、他人にかけるのが大好きでさ。うまくいくとうっうー!ってなっちゃうんだよ、俺の心がさ」
千早「変なところで神聖な高槻さんのマネをいれないでください。ともかく、プロデューサーは担当アイドルに催眠をかけて喜ぶ変態だと?」
P「変態なのは周知の事実だろうが。なあ頼むよ」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:56:58.54 ID:E4QYuQqXo
P「実はな退行催眠というものをかけたいんだが」
千早「退行催眠?」
P「これはな催眠にかけられる人を一時的に過去に戻す催眠なんだ。まあ、戻しすぎて前世の記憶が出てきたなんて話もあるがありゃ眉唾ものだな……」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 21:58:00.39 ID:E4QYuQqXo
千早「それはどういことですか」
P「退行催眠によって過去の記憶、とくにトラウマなんかを追体験することは精神的な癒しになりうるんだよ。千早、弟さんのこと、まだ悲しいよな?」
千早「はい、悲しいです。全然吹っ切れていません、もう何年も経つのに」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:00:22.85 ID:E4QYuQqXo
P「社長椅子に寝てくれ」
千早「はい……こうで大丈夫ですか?」
P「大丈夫だ。少し倒すから」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:01:23.37 ID:E4QYuQqXo
……
P「今、千早の精神には過去も未来もなくなりました。これを自由に行き来できます」
千早「……」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:04:22.53 ID:E4QYuQqXo
P「なんで怒っているんだと思いますか?」
千早「多分、私が優を見殺しにしたから……」
P(ふむ、ここではあまり千早について得られそうなことは無いかもな)
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:06:55.30 ID:E4QYuQqXo
P「じゃあ、少し前に戻ろうか。その日の午後。弟さんが事故に会う少し前」
千早「はい」
P「じゃあ、これを持って」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:08:06.76 ID:E4QYuQqXo
……
P(困ったな、もっと強力なトリガが必要かもしれん)
P「その日はどうやって遊んでいたんですか?」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/09(金) 22:09:45.32 ID:E4QYuQqXo
千早「……」
P「どうした、今周りに何が見える!?」
千早「真っ白です、感覚がありません。一切の、です」
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