過去ログ - P「なあ伊織……アイドルを、『踏み台』にしてみるつもりはないか?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/10(土) 00:02:53.76 ID:FDjCOELeo


P「―――律子が?」

社長「ああ、そうなんだ。……彼女の本来の希望については、知っていたかね?」

P「ええ、以前本人から聞きました。プロデュース業をやりたいって言って……」

P「普段アイドルのレッスンをしながら、そういう勉強をしていたのは知ってます」

社長「うむ、その通りだ」

P「……でも悩んでいる、ということですけど……」

社長「そうなんだよ。……自分の方針に『確信』が得られない、とね」

P「確信、ですか……」

社長「事務所の子を使っての、アイドルグループの計画も立てていた様なんだが……」

P「自信が無くて、踏ん切りがつかないんですか」

社長「ああ、そのようだ。君の方から、何か言ってあげてはどうだね?」

社長「アイドルの『親』であるプロデューサーとして、そして何より『先輩』として、ね」

P「…………」

P「社長、律子が考えてた計画と、グループに入れる予定だった子たち、誰だかわかりますか?」


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:06:01.89 ID:FDjCOELeo
春香「プロデューサーさん、正統派ですよ、正統派!」
logsoku.com

真美「真美は、どんなアイドルになればいいの〜?」
logsoku.com
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:07:36.84 ID:FDjCOELeo
…………


コンコン

以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/10(土) 00:08:10.75 ID:BCZVrp6Qo
え、続編!?まじでか期待


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:12:21.22 ID:FDjCOELeo

バタン

あずさ「はいお待たせしました、プロデューサーさん。……お話があると聞いたのですけど〜」

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:15:42.68 ID:FDjCOELeo
あずさ「二つ、ですか。何と何になるんでしょう」

P「えー、最終的にどっちがいいかは、あずささんが決めてください」

あずさ「はい」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:20:20.08 ID:FDjCOELeo
P「リーダーとしてまとめ役になれる伊織と、持ち前の元気で雰囲気を明るくする亜美」

P「そして柔らかな空気感と大人らしさを武器に、二人では得られないファン層を獲得できるあずささん」

P「この3人のそれぞれの持ち味を活かしつつ、曲やダンスも『直球』の、アイドルらしいものを」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:24:32.68 ID:FDjCOELeo
あずさ「ふふ、お願いしますね」

P「はい。……このグループで決まった場合、『アイドル』の形を崩さずに、3人で歌手活動するのを中心に考えています」

P「ライブに始まり音楽番組への出演や、3人組としてのバラエティ・企画出演なんか、ですかね」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:27:38.67 ID:FDjCOELeo
P「ああ、もう一つのですね」

P「…………え〜」

P「……」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:32:46.26 ID:FDjCOELeo
あずさ「え!? い、いや……」

あずさ「……そ、そう……ですね……」

あずさ「あの、実は……ちょっとだけ」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:37:30.53 ID:FDjCOELeo
P「あぁいやいやいや……決して、あずささんをけなしているわけじゃありません」

あずさ「じゃあ、なんで……」

P「グループ活動の時にも言いましたが、あずささんは全体の空気を『調和』できる人間です」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:41:56.14 ID:FDjCOELeo
P「あずささんだって、普段の交流はそこまでないはずです……なのに……」

P「千早があずささんと会話すると、あんなに自然な笑顔が、千早の顔に出たんです」

P「俺だってだいぶ打ち解けてきましたけど、あんな綺麗な笑顔は中々出せません。悔しいですが」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:46:21.26 ID:FDjCOELeo
P「……」

P「そしてあずささんには……それ故に、ソロで活動して欲しい」

あずさ「ええとぉ……なぜでしょうか」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:50:42.61 ID:FDjCOELeo
あずさ「主張を、止める……?」

P「……相手に合わせる、ということは、つまりは『自分を引っ込める』ことに繋がります」

あずさ「……!」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:54:40.81 ID:FDjCOELeo
P「…………」

あずさ「そ、ソロじゃないと、私は埋もれてしまうんですか!?」ガタッ

P「……すいません、ちょっと一方の立場を悪く言い過ぎました」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 00:59:06.11 ID:FDjCOELeo
P「それにああ言いましたけど、すぐ傍に、あずささんの母性や融和性を発揮できる、世間に見せつけることができる相手が二人いるわけです」

P「ソロの時よりも、そういった部分を直接的にアピールできることになりますね」

あずさ「あ……まぁ、はぁ……」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 01:03:38.50 ID:FDjCOELeo
あずさ「プロデューサーさん……プロデューサーさんは、どちらの活動をして欲しいんですか?」

P「え? ……いや、最終的にどういう活動をしたいか決めるのは

あずさ「そうじゃありません。……プロデューサーさん自身は、私にどういうアイドルになって欲しいんですか?」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 01:08:02.87 ID:FDjCOELeo
あずさ「……んん?」

あずさ「はっきり、と曖昧……って、全く逆の意味じゃありませんか?」

P「そうですね。……どういうことか説明します」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 01:11:49.52 ID:FDjCOELeo
あずさ「…………」

P「あずささんのプロポーションは完璧です。胸が大きいというだけでなく、全体的なスタイルそのものが整っていますし」

P「グラビアの仕事を中心に、男性向けの仕事は、おそらく事務所の中で一番取りやすいでしょう。男性ファンの獲得自体も」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 01:15:58.92 ID:FDjCOELeo
あずさ「それが……私……」

P「ですから、グループ内での『メンバー』としての固定されたイメージではなく、ソロとしての抽象的な『三浦あずさ』の形成に努めたいんです」

あずさ「なるほど……」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/10(土) 01:19:54.54 ID:FDjCOELeo
あずさ「貴音ちゃんの歌手活動との違いが……よくわからないような……」

P「今の説明だけではそうなりますかね」

P「でも芸能界には、アクトレスシンガーとして活躍したアイドルはたくさんいるんですよ」
以下略



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