過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/08/31(土) 22:55:12.38 ID:2wffK/fl0
苗木「……遅くなって、ごめん。そしてありがとう。霧切さん、皆。──ボクを、信じてくれて」
ナエギ「オ、オマエ…は……っ!」
霧切「全く…少し遅いわよ……いくらヒーローでも遅れすぎてたら取り返しのつかないことになってるわ」
苗木「あはは…うん、ボクも少し、迷っちゃったんだ。でも、君のお蔭でここまで来ることが出来た。霧切さんには感謝してもしきれないよ」
霧切「私の…お蔭?」
苗木「…うん、だから。もう、ゆっくり休んでいいんだ。あとはボクがなんとかする」
霧切「ええ…そうね。少し、疲れたわ…。目が覚めたら……現実に帰っている事を祈って…」
苗木「その時は……今度こそ、ボクから、君に告白するよ」
霧切「……ついでに、甘いキスなんかもあると、嬉しいわね…」
そう、薄く微笑んで。
霧切響子は、粒子となって電子の世界に溶けていった。
七海「お兄ちゃん…」
苗木「七海ちゃんは下がってて、ボクがやるよ」
七海「でも…!」
苗木「大丈夫。ボクは負けないよ…みんなの為にも、負けられないんだ」
ナエギ「随分と舐めたこと言ってくれるね…データの分際で」
苗木「ボクはデータじゃない。苗木誠だ!」
苗木の拳が空を舞い黄金の軌跡を描いてナエギへと迫る──。
ナエギはそれをあっさりと避け、カウンターの拳を打ち出す。
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