過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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[sage]
2013/08/12(月) 22:14:43.05 ID:EHlwHqUX0
不破千尋(男子17番)は不敵な笑みを浮かべ、監視カメラの画面に背を向けた。
濱中薫(女子14番)がばっと振り返る。
「ちーちゃん!?」
「おい、不破、何する気だよ!?」
稲田藤馬(男子4番)も振り返り叫んだ。
「…逃げた方が良くないか?
相手はわけわかんない転校生だぜ!?」
斎藤穂高(男子8番)が千尋に近づき訊いた。
しかし、千尋は首を横に振った。
「転校生をここに入れるわけにはいかないでしょ?」
「じゃあ皆で…」
「1人で大丈夫だよ」
千尋は藤馬の提案をあっさりと却下した。
ウージー9ミリサブマシンガンの紐を肩から下げ、不安げに見つめる3人の方を向き、にっと笑った。
それは普段浮かべているのとは少し違い、3人はそれぞれ顔を強張らせた。
それもそのはずだ、この笑顔を喧嘩相手に向けると、相手は必ず怯むのだから。
「オレは、負けない」
千尋はそれだけ言い残し、外に出て行った。
「不破…死んだりしないよな…?」
「大丈夫だよ、ちーちゃんは。
薫は、ちーちゃんを信じるの」
藤馬と穂高が心配そうに千尋を見送る横で、薫ははっきりと言った。
『曲者』で『悪魔』――それが他のクラスの不良たちから見たちーちゃん…
だったら、こんな所で負けたりはしないはず…
それでなくても、薫は信じてるよ…
だって、ちーちゃんが負けるところなんて、想像できないもん!!
千尋は外に出た。
少し建物から離れたところで、声を掛けられた。
「ちょっとそこのお兄さん♪」
千尋が睥睨すると、そこには肩まで伸びた茶髪に鋭い目――周防悠哉(男子11番)が笑顔で手を振っていた。
「…やぁ、周防悠哉クン…といったかな?」
千尋も笑顔を返す。
ただし、互いに相手の腹の探りあいをしているので、笑顔を浮かべてはいるが和やかな雰囲気ではない。
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