過去ログ - ｸﾞﾘP「このたい焼き、食べていいのかな？」 -SS速報VIP

過去ログ - ｸﾞﾘP「このたい焼き、食べていいのかな？」

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1:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:15:22.03 ID:dM5WlzlVo
ｸﾞﾘP「ほんのりと香ばしい匂いがするかと思ったら、休憩スペースのテーブルにたい焼きがあったんだな」

ｸﾞﾘP「周りには誰も居ないし、俺が食べていいんだよな」ｷｮﾛｷｮﾛ

ｸﾞﾘP「ちょうど営業帰りで小腹が空いていることだし」

ｸﾞﾘP「仮に誰かのおやつだとしても、たい焼きを食ったぐらいでそれほどは怒られないだろ。ここはありがたく頂いておこう」

ｶﾞｻｺﾞｿ

ｸﾞﾘP「いただきます」ﾊﾟｸｯ

ｸﾞﾘP「（な、なんだこのたい焼き……っ！異様に皮が薄くて、生地だけでもカリカリ弾ける旨さ……っ！そ、それなのに尻尾まで中身のアンコがぎっしりじゃねえか……っ！あ、アンの粒が口の中で踊っている、それは皮と絡まってディープな協奏曲を俺の胃に染み渡らせている。……しかしこの独特のイヤらしい香ばしさには既視感があるぞ。この引き締まった香りは、……ま、まさか炭火焼き……っ？！た、たい焼きに炭を使ってる？！なのに食感に清涼さを覚える。甘さも控えめでサッパリしているぞ……っ！うまいっ、このたい焼きを作ったのは誰だ！シェフを、シェフを呼べ！！）」ﾊﾞｸﾊﾞｸ

ｸﾞﾘP「………………ふぅ」

ｸﾞﾘP「ごちそうさまでした」

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2:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:16:06.37 ID:dM5WlzlVo
紗代子「ふんふーん♪」

ｸﾞﾘP「おっ、紗代子じゃないか」

紗代子「あ、プロデューサーお疲れ様です」

3:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:16:56.70 ID:dM5WlzlVo
ｸﾞﾘP「ああ、やけに香ばしい匂いのするたい焼きのことか？」

紗代子「そうです、天然物特有の香りですね」

ｸﾞﾘP「天然もの？たい焼きなのに？」

4:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:17:26.52 ID:dM5WlzlVo
ｸﾞﾘP「じゃあ天然物というのは」

紗代子「その一丁焼きで作った本物のたい焼きのことを天然と言います」

ｸﾞﾘP「へぇ～、なるほどねぇ」

5:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:18:14.79 ID:dM5WlzlVo
ｸﾞﾘP「す、すまん紗代子！たい焼き買ってくる！」

紗代子「は？今なんて？」

ｸﾞﾘP「い、いやだから。紗代子のたい焼き食っちゃったから、代わりのたい焼きを……」

6:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:19:48.58 ID:dM5WlzlVo
ｸﾞﾘP「（と、とりあえず溜飲を下げないと。なにかしら紗代子にモノを食べさせて落ち着いてもらおう！）」

ｸﾞﾘP「さ、紗代子ちょっとまってろ！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

紗代子「…………」

7:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:21:08.26 ID:dM5WlzlVo
紗代子「パクパク」

ｸﾞﾘP「（ひとまず食べてはくれたが……）」

紗代子「モグモグ」

8:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:21:39.98 ID:dM5WlzlVo
紗代子「…………痛いんですけど」

ｸﾞﾘP「ご、ごめん。色々と」

紗代子「別にいいですよ。プロデューサーがそういう人間だったってことで、よく分かりました」

9:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:22:32.94 ID:dM5WlzlVo
ｸﾞﾘP「……………………」ｽﾞｰﾝ↓

茜「ふぅ～、今日も茜ちゃんは地道にレッスンです。茜ちゃんはトップアイドルになるからしょうがないね！さあて、やっほープロちゃーん！」

ｸﾞﾘP「あ……、茜か」

10:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:23:17.49 ID:dM5WlzlVo
茜「ふーにゃ、ふーにゃ♪」ｶﾞﾁｬ

ｸﾞﾘP「…………」

茜「うおおおおおおあおあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！」

11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/11(日) 22:23:28.28 ID:k+b3zt3So
うざかわいい

12:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:25:43.93 ID:dM5WlzlVo
ｸﾞﾘP「カクカクシカジガ……、ということがあったんだ！すまない茜！」

茜「あ、そうですか。よく分かりました」

ｸﾞﾘP「わ、分かってくれたか」

13:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:26:42.85 ID:dM5WlzlVo
茜「ああ、プロデューサー」

ｸﾞﾘP「な、なんだい茜！」

茜「事務所辞めていいですか？」

14:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:27:34.36 ID:dM5WlzlVo
ｸﾞﾘP「レッスン後でお腹すいでるだろ！ちょっとまって、外でメシでも……。いや外はダメ！事務所から出ちゃダメなんかヤバい気がする！まって事務所にある食材でなんか作っちゃう。プロちゃん本気だしちゃうゾ～！ ……はぁはぁはぁはぁ」

茜「…………」

ｸﾞﾘP「そこ座ってて、座って！ステイ、ステイ！！」

15:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:28:15.56 ID:dM5WlzlVo
ｸﾞﾘP「じ、事務所の冷蔵庫に食材。……よかった、一通り色々入ってる。美奈子の功績だな、サンキュー美奈子。ご飯はないが冷凍室にうどんが入ってる。コレで茜の胃袋を満たして、考えを改めてもらって……よしよし」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

～数十分後～

ｸﾞﾘP「お、お待たせ茜ちゃん！プロちゃん特製の天玉うどん完成～！」

16:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:29:37.24 ID:dM5WlzlVo
茜「ごちそうさまでした」

ｸﾞﾘP「………………」

茜「……しょうがないですね。なにか言いたいことがあるなら、どうぞ」

17:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:30:29.71 ID:dM5WlzlVo
茜「……もう面倒くさいからいっか。妙にうどんも美味しかったし」

ｸﾞﾘP「お、俺、料理うまいから、……へへへ」

茜「ふっ。まあ、そう思うならそうなんでしょ。あなたの中では」

18:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/11(日) 22:33:11.43 ID:dM5WlzlVo
ちょっと休憩します～。
こんな感じが最後まで続くので苦手な方はすんまそん。

19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/11(日) 22:59:50.32 ID:FvK968x70
次はもがみんかな？続き期待

20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 00:09:45.40 ID:KimzLJ6mo
うどんって事はもがみんだよね･･･

この連鎖がどこまで続くか楽しみ
グリマススレ増えろっ

21:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/12(月) 18:03:07.72 ID:Co4Vdvz6o
ｸﾞﾘP「ああ、美奈子にも茜にも嫌われてしまった。どうしようどうしよう……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

最上「プロデューサー、お疲れ様です」

ｸﾞﾘP「お、おう。お疲れもがみん」

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