過去ログ - グリP「このたい焼き、食べていいのかな?」
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37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 19:46:03.76 ID:g5GKYaElo
あゝ、グリPの明日はどっちだ……


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:29:07.48 ID:jhRqA2/wO
ほ?(威圧)


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/15(木) 13:43:45.05 ID:J31bWXkmo
先輩もか・・・いずれはロコのハト料理も出てくるのか(白目)


40:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n
2013/08/19(月) 21:39:40.74 ID:wdqbd1lSo
グリP「おう、桃子。お疲れ!」

まつり「こんにちは、なのです」

グリP「桃子は今日、なにか仕事入ってたっけ」
以下略



41:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:41:14.48 ID:wdqbd1lSo
〜先週〜

桃子『夏祭りのイベント、大成功だったね♪』

グリP『ああ。会場も盛り上がったし、しっかりアイドルの宣伝もできた。完璧だったよ』
以下略



42:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:41:46.95 ID:wdqbd1lSo
グリP『俺だって、アイドルがステージで自己紹介したとき(心配で)ずっと桃子のこと見てたし。桃子も聞こえただろ、桃子が挨拶をするとカワイイー!って歓声が』

桃子『叫んだのはお兄ちゃんだけどね。……ま、まあとーぜんだよ。会場を盛り上げるぐらい桃子だったら簡単だもん』

グリP『本当、桃子は頼りになるよ。いつもありがとうな』
以下略



43:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:42:30.77 ID:wdqbd1lSo
桃子『お兄ちゃん、料理できたっけ』

グリP『なんだその不審そうな目は。まかせなさい、これでも一人暮らしは長いんだぞ。料理ぐらい朝飯前さ』

桃子『独身生活が長いんだね、ごめんねお兄ちゃん』
以下略



44:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:42:56.75 ID:wdqbd1lSo
まつり「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああこの男最低なのですううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!」

グリP「あ、ああ……。あったね、そんなことが……」

まつり「いい話が一瞬でパーなのです! 信じられないのです! 自分からした約束を忘れていたのです! 男としてはもちろん、人としてもダメダメなのです! もしかしてプロデューサーの頭はフワフワのマシュマロなのです?! いっぺん、そのアタマをかち割って中身を覗いてみたいのです! きっと一面のお花畑と蝶々が優雅に舞っているのです! まつり、平和でのどかなプロデューサーのアタマの中に住んでみたいのです!」
以下略



45:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:43:22.87 ID:wdqbd1lSo
桃子「ほんっとに信じられない! ほんとはお兄ちゃん、桃子のことなんてどうでもいいんでしょ。ただその場その場で都合のいいように桃子と話を合わせていたんでしょ?! だから簡単に約束を忘れちゃうんだよ! も、桃子は……桃子はお兄ちゃんのホットケーキに、すごい期待してたのに! い、いつ。いつ食べられるんだろうなって……うぅ。毎日楽しみにしてて、……ぐすっ。今日だって、……歌の練習っていうのは口実で。……事務所にきたら、ホットケーキを作ったお兄ちゃんが、桃子のことを待っているかなって。そう思って、……そう思ってたのに!!」

グリP「……………」

桃子「まさか特製とやらのホットケーキは作ったあとで、しかもこんなワケわかんない人に食べさせていたなんて、っほんとうに予想できなかったよお兄ちゃん! お兄ちゃん、お兄ちゃんはどういう神経しているの? そうやっていつも適当なことを言って、周りの顔色をうかがいながら生きているの?! そんなんじゃろくな大人になれないよお兄ちゃん!!」
以下略



46:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:43:48.23 ID:wdqbd1lSo
桃子「ごめんなさいお兄ちゃん。桃子、調子に乗ってました」

グリP「いや、いやいやいやいや全然いいんだよ桃子! むしろ調子乗ってたの俺の方みたいな?! いやほんと止めてそういうのアカンやつだから!」

桃子「そうだよね。桃子みたいな子供って、大人の人たちを楽しませるための都合のいい道具だもん。そんな桃子がワガママ言っちゃダメだよね。おとなしく大人に使われているべきだよね。しょうがないよね、大人って子供より大変なことがいっぱいあるもんね。桃子は、プロデューサーや、大変な思いをして生きている大人の人たちに守られて生きているのに。ダメだよね、桃子。桃子なんて失敗作だよね」
以下略



47:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:44:15.94 ID:wdqbd1lSo
グリP「うめぇ、豚まんうめぇ!」ムシャムシャ

まつり「生地がフワフワ、でも具の歯ごたえがグッドなのです! これはいい豚使っているのです、姫が言うのですから間違いないのです!!」

グリP「桃子も食べようぜ〜、いやっふー!!」
以下略



48:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:44:42.47 ID:wdqbd1lSo
桃子「……ごめっ、ちょっとトイレ行ってくる」スッ

グリP「あ、ああ。いっといれ」

桃子「うん」
以下略



49:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:45:10.98 ID:wdqbd1lSo
奈緒「本日のふぁーすとやっぴー、プロデューサーさん!」

グリP「桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン桃子スマン……」ブツブツ

奈緒「うわ〜プロデューサーさんが壊れたコンピューターみたいになっとる!!」
以下略



50:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:45:53.54 ID:wdqbd1lSo
奈緒「プロデューサーさん、なにかツラいことがあったなら私に話してみい。ちょっとは楽になるで、ほらほら」

グリP「話すとね、すっごい長いんだよ」

奈緒「おお。ばっちこい!」
以下略



51:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:46:22.49 ID:wdqbd1lSo
グリP「なんていうか、なるべくしてこうなった感じだからっ。誰が原因とか、誰が悪いとかいう話ではなくて。しいて言うなら、俺一人が悪かったって感じかな。だから、そんなに奈緒が息巻く必要はないぞ、うんうん」

奈緒「へぇ……。それでも、私ちょっと悲しい」

グリP「あう?」
以下略



52:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:47:17.54 ID:wdqbd1lSo
奈緒「プロデューサーさん。ちょっと見いひん間に随分いろんなアイドルと親しくなってるから、思わず焦ってしもうて」

グリP「ええ?! 奈緒が見聞した一連のどこに俺とアイドルが親しくなった要素があった?!」

奈緒「きっとプロデューサーさんを無職に追い込んで、それから社会的地位と経済力がなくなったプロデューサーをじっくりと籠絡する気なんや!! うわぁ、なんて卑劣な作戦なんや!!」
以下略



53:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:48:51.81 ID:wdqbd1lSo
奈緒「…………………」

グリP「すいませんブヒッ、ワザとじゃないんでブヒッ、不可抗力だったブヒッ」

奈緒「いや、人のモン5個も食うか? 普通」
以下略



54:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:49:19.28 ID:wdqbd1lSo
奈緒「たしかに、これから私とプロデューサーさんは同じ釜のメシを食べる間柄にはなりますけれど」

グリP「……は?」

奈緒「親しき中にも礼儀ありって言いますやん。コレ、夫婦間でも言い得る格言なんでっせ」
以下略



55:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:49:52.08 ID:wdqbd1lSo
奈緒「あー、なんか腹減ってきたわ。もともと胃が豚まん食べるコンディションだったねん。どうしてくれんねん、プロデューサーさん」

グリP「あーっと、冷蔵庫の中で残ったまともな食料と言ったら……。スーパーの袋の中に惣菜弁当が一つ」

奈緒「……半額シールが付いとる上に賞味期限がギリギリ切れとるやん。私になに食わせる気やねん」
以下略



56:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:50:17.42 ID:wdqbd1lSo
グリP「も、もう。……煮るなり焼くなり好きにしてくれよ。……うぅ。最初から俺には向いてなかったんだよ。たったの数時間で、これだけのアイドルを怒らせて、悲しませて、泣かせて、吐かせて。まるで俺はアイドルに嫌われるために生まれてきた人間みたいだ。ぐすっ、……どの道、俺の人生は先に進めない。それならばいっそ、ここで奈緒がピリオドを打ってくれよ。その方が恐らくは楽なんだろう。なんなら、奈緒に[ピーーー]って言われたら、俺は今すぐに死ぬよ」

奈緒「まっ、待ってえな! ちょっと、落ち着いてプロデューサーさん!! プロデューサーさんに死なれたら私が困るねん!!」

グリP「そりゃそうだよな。現実問題、[ピーーー]って言われて人が死んだら後味悪すぎるよな。ごめんな、最後まで。アイドルに責任を押しつけて、最低だ俺。俺は誰の迷惑にもならず、静かに死ぬよ。じゃあな、奈緒」
以下略



57:はとばねぇ ◆lPdmtB/o7t9n[sage]
2013/08/19(月) 21:50:57.47 ID:wdqbd1lSo
グリP「――悪かったな、情けない姿を見せてしまって」

奈緒「ううん。嬉しい、プロデューサーさんのそういうところが見られるのは」

グリP「はい、コレ。いちおう俺の家の鍵な」
以下略



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