過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
1- 20
680: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:18:43.64 ID:DtkKb4Jxo

和「(それに…お父さんは京太郎君の事を嫌っているみたいですし…)」

以前、京太郎が原村邸を尋ねた時、応対したのは彼だった。
その時から彼は口には出さないものの、京太郎の事を嫌っているのである。
そこに娘を渡したくはない男親独特の心理が働いているのだが、それに和は気づいてはいない。
彼女にとって事実なのは自身の父が京太郎の事を嫌っている事であり、そしてそれが自分の心情の吐露を阻んでいるという事だけだ。

和「き、今日の献立を考えていました」
「その割には大分、真剣だったようだが…」

和の言葉に彼はそう返しながらも、深く追求する事はなかった。
そもそも多少、不思議に思った程度で、愛する妻の仕事のように理論詰めて事実を求めるつもりなど最初からなかったのだから。
娘が何か自分に対して、心から後ろ暗い事をするような子ではないと彼は信頼しているのだ。

「(それでも…最近は色々とあるようだが…)」

勿論、それを和から聞いた事はない。
しかし、真実に携わる仕事をする彼にとって、娘の変化というものは容易く見て取れるものだった。
とは言え、それは深刻なものではなく、また男親である自分には話しづらい類のものだと理解もしていたのである。
だからこそ、彼は自分に対して隠し事をしている我が子の事を追求せず、これまであまり干渉しようとはしなかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1062.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice