過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/06(金) 23:13:16.58 ID:DtkKb4Jxo
霞「六女仙が大事にされていたのも…有事の際には巫女になりうる存在だから。そして…神代家の男子に嫁ぎ、血を濃くする為の存在だったから」
そう自嘲気味に口にする霞の声は少しだけ疲れていた。
勿論、霞とて六女仙などと持ち上げられて、良い気になっていた訳ではない。
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◆phFWXDIq6U
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2013/09/06(金) 23:14:02.58 ID:DtkKb4Jxo
霞「(でも…私は自分の事で頭が一杯で…)」
これまで少なからず尽くそうとしてきた家の知りたくなかった『真実』。
それに霞が最初に覚えたのは強いショックであり、誰かに対する気遣いではなかった。
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672
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/06(金) 23:14:32.90 ID:DtkKb4Jxo
小蒔「だって…もし、本当にその須賀さんたちが京太郎様のご先祖様なら…私達は運命的な出会いをしたって事ですから」
霞「あ…」
一時は引き離され、無縁となったはずの二つの家系。
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673
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/06(金) 23:14:59.96 ID:DtkKb4Jxo
小蒔「ごめんなさい。そろそろ京太郎様のお家に行かないと…」
霞「あぁ、そう言えば今日はお泊りだったものね」
小蒔「はいっ♪」
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674
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/06(金) 23:15:27.44 ID:DtkKb4Jxo
―― 原村和という少女は努力家だ。
非の打ち所のない美少女のように言われている彼女だが、何も最初から全てを完璧にこなせた訳ではない。
今では得意と言える料理だって何度も失敗しているし、掃除や洗濯もまた同じだ。
以下略
675
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/06(金) 23:15:57.26 ID:DtkKb4Jxo
和「(これはそこそこ好評でしたし…あ、でも、味付けはこっちの方が好みなんでしたっけ…?)」
そんなデータと睨めっこしながら、頭の中で料理を組み立てていく時間。
それは決して楽なものではないものの、とても楽しいものだった。
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676
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/06(金) 23:16:25.19 ID:DtkKb4Jxo
和「(最近は…こういった事は少なかったですから…仕方ないですよね)」
龍門渕との練習試合も終わり、京太郎はまたバイトに精を出すようになった。
お陰で彼は原村邸で食事をする事がめっきり減ってしまったのである。
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677
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/06(金) 23:17:05.13 ID:DtkKb4Jxo
和「(その所為か…最近は少しずつ京太郎君も甘えてくれるようになりました…♥)」
その他、大小様々なアピールの結果、京太郎は少しずつそのタガを緩ませ始めていた。
それまでは和や小蒔の前では頼れる男でいなければ、と彼なりに自分を戒めていたのである。
以下略
678
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/06(金) 23:17:38.89 ID:DtkKb4Jxo
和「(もっと早くに素直になっていれば…もしかしたら…)」
小蒔が長野に転校してくる前に…和が二人に決意表明をしていればまだ話は違ったかもしれない。
二人は必要以上に和に遠慮する事はなく、きちんとした場で戦えたかもしれないのだ。
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679
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/06(金) 23:18:11.68 ID:DtkKb4Jxo
「…和」
和「ひゃぅ!?」
天性の才能とまで言って良い、並桁外れた集中力。
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