過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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698: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/06(金) 23:29:21.47 ID:DtkKb4Jxo

京太郎「うん。美味しい。小蒔のお茶はやっぱり良いな」
小蒔「えへへ…」

そのまま口にした言葉に小蒔もまたその頬を緩ませた。
そう言われるのは初めてではないが、何度、言われても色褪せはしない。
京太郎から賛辞を貰う為に少なからず努力している彼女にとってそれは何時だって嬉しい言葉なのだから。
特に今はすぐそばに恋敵がいるのだから、尚更、嬉しいものである。

和「む…」

そして、逆にそれを見せつけられた和は面白く無い。
勿論、緑茶を淹れる技術や須賀邸に対する知識では劣っているという自覚はある。
だからこそ、お茶を淹れるのは譲った彼女にとって、それは仕方がないという思いはあった。
しかし、実際にこうして目の前でいちゃつかれると理不尽感は否めない。
自分だって不慣れな冷蔵庫と格闘していたのにどうして褒めて貰えないのか。
どうしてもそう思って頬を膨らませてしまうのだ。

京太郎「和もありがとな。お陰で助かったよ」
和「別に…お礼を言われるような事じゃありません」

勿論、京太郎はそんな和の気持ちも分かっている。
だからこそ、紡いだフォローの言葉に和は素っ気ない言葉を返した。
しかし、その表情が強張りから開放されたのは小蒔の目から見ても良く分かる。
何だかんだ言いながらもそうやってお礼を言われて、和もまた機嫌を直していたのだ。


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