過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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787: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/07(土) 00:18:17.81 ID:YJUSyvGCo

京太郎「当たり前だろ…ほら、こっち来いよ」

そんな彼女が一体、何を思い浮かべているのかは京太郎は知らない。
彼はずっと長野に住んでいた身であり、転校など経験した事はないのだから。
しかし、それでも今の和は心から寂しがり、そして傷ついている事が伝わってくる。
だからこそ、京太郎は半ば強引にその手を取り、自分の寝そべった自分の方へとぐっと引き寄せるのだ。

和「はふ…ぅぅ…♪♪」

それは決して優しいものではなく、寧ろ、強引と言えるようなものだった。
彼女の身体が自分へと倒れこむのも厭わないくらいに強いものだったのだから。
けれど、それに和が愛されている実感を覚えるのは、それが内心、求めていたものだったからだろう。
彼女の心を推し量り、望んだ反応を返してくれる愛しい主に、彼女の心は慰撫され、甘い吐息を漏らしてしまうのだ。

漫「(あぁ…っ♪♪ずる…いぃ…♥♥ずるい…よぉぉ…♥♥)」

そんな二人を見ながら、漫は強い嫉妬を覚えた。
勿論、京太郎にとって原村和という少女が飛び抜けて特別なのは彼女にも分かっている。
総合で見た時に三人に優越はないにせよ、彼が一番、愛しているのは間違いなく和なのだから。
だからこそ、そんな彼女が陥落したら、自分が脇に追いやられてしまうのを恐れながらも理解していたのである。


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