67: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:29:10.88 ID:kxAWoUKR0
存外思考は回った。誰だ。誰が私を。どこから狙った。攻撃手段は。
とにかく動かなければ。こちらはまだ相手の場所も掴んでいない。一旦退いて、相手の出方を窺わなければ二の舞になる。まずは敵を炙りださずして始まらない。
黒マント「くっ、我が、こんなっ」
ポリバケツの蓋に飛び乗って、そのまま猛烈な勢いでその場から去る。人気の多い通りに出るが気にするものか。寧ろいい壁にすらなってくれるだろう。
あたりを見回す。どこだ。どこにいる。どこから私を狙ってる!?
私の能力には射程範囲がある。これより外から狙われては絶対に太刀打ちできない。敵がこの能力の詳細を知らないのがせめてもの救いだろう。おびき寄せて、必ず殺す。
最後に勝つのはこの私だ。
全世界が私にひれ伏すのだ。
黒マント「……どうだ?」
蓋に乗ったまま空を飛んでどれくらいがたっただろう。撒こうと蛇行してきたから、直線距離ではそれほど遠くまで来ていないと思う。それでも五分くらいは能力を使いっぱなしだ。流石に眼も、疲れた……。
私はとあるビルの屋上に着地した。能力を解除して蓋を地面に落とす。重心を預けていたものだから、そのまま尻もちをついてしまった。
だいぶ疲れている。眼精疲労だけじゃなくて、全身に気怠さが感じられた。
頭が痛い。
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