過去ログ - 御坂「あんたのこと」食蜂「大好きよぉ」
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[saga]
2013/08/17(土) 23:54:23.00 ID:BX4MDBAAO
〜109〜
御坂「そう。死んだ人達はこの世界で生まれ変われたんだ。っていう事は白井さん、じゃなくて黒子も?」
食蜂「そう言う事ぉ。こっちの世界にも白井さんはいるしぃ、あっちの世界にも白井さんはいるわよぉ?」
その後二人はときわ台中学校を抜け出して池袋へ出てパフェテラスに入り、13星座のパフェをつついた。
未だに御坂は信じられないと言った面持ちではあるが、食蜂が食べる?と差し出したアイスにパクついて。
御坂「……それで私達のして来た罪が帳消しにはならないけど、良かった。幸せに過ごしてるのね皆……」
食蜂「罪って神様が作った物でしょ?私が神様を殺しちゃったしお互い一回死んで償ってるからチャラ☆」
御坂「(そう言う問題じゃないでしょ、って言うだけ無駄か)」
その様子をニンマリと見つめる食蜂はあっけらかんとしたものであり、何の呵責も痛痒も覚えてはいない。
元々こういうクズい奴でゲスい女だったと御坂は呆れ、同時に自分も人の事は言えないかと諦めた。だが。
御坂「じゃあ、あいつは?上条当麻はどこにいるの?あっ……」
食蜂「思い出した?」
そこで思い当たり、そこで思い出す。そう、上条当麻は確か――
〜109.5〜
上条「不幸だ……」
夕暮れ時、上条は月詠からのお説教を終えて家路に就く途中であった。その内容とは新学期にも関わらず。
上条「いや自業自得か。夏休みの宿題、家に忘れて来ましたが通用すんのは小学校までだよなあ、トホホ」
宿題が終わらず家に忘れて来ましたという古典的な言い訳で借金取りに追われるように平身低頭したのだ。
三日待って下さい。そうしたら本物の宿題をお見せしますよとは言ったものの、先行き不透明は否めない。
上条「やれやれ。うん?引っ越し屋さんか。どんな人かな……」
そう思いつつ愛しい我が家が見え始める坂を下っていけば上条家の左隣に引っ越しセンターの車が見える。
長らく空き家だった一戸建ての家。果たしてどんな住人が越して来るのだろうかと横目に見つつ前を向き。
上条「あれ?」
我が家の前に二人の少女が手を繋いでインターホンを押そうか押すまいか躊躇っているのが見えた。しかし
上条「何やってんだ」
その内の一人は上条家の右隣に住む『幼馴染み』。そしてもう一人は左隣に住む事となる新たな住人だと。
上条「――御坂!」
彼は知る由もない。彼女達が違う世界と未来から来たなどと――
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