49: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:00:51.32 ID:0XUtM/kh0
『志筑氏との絡みが多いな』
『それもそうよ。美樹さんが困ってたら全力で手助けするような子よ』
50: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:05:20.95 ID:0XUtM/kh0
閉館時刻の二十二時を少し過ぎた頃、建物から待ち人が現れる。
「あら、暁美さん。このような夜分に、奇遇ですわ」
51: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:06:17.06 ID:0XUtM/kh0
「手を離してくれるかしら。歩き辛いわ」
52: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:07:18.60 ID:0XUtM/kh0
「強いて言うなら、不老不死が一番近いわ。
だって残りの二つ、志筑さんなら簡単に実現出来るでしょう?」
53: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:08:13.88 ID:0XUtM/kh0
「いいえ。そういうことではありません。
どのようにして、不老不死を確かめるつもりでしょうか」
54: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:08:54.86 ID:0XUtM/kh0
「私にとっては、ね。気づいたら永遠と生きている、位が丁度いいのよ」
55: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:09:59.32 ID:0XUtM/kh0
□見滝原駅前
「では私はこの辺で。暁美さん、お付き合い感謝いたします」
56: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:11:29.54 ID:0XUtM/kh0
□志筑邸宅
57: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:12:20.00 ID:0XUtM/kh0
「だってそうじゃないですか。只の中学生に何が出来るんですか。
殺人? とんでもない。況してや不老不死なんて常軌を逸してます」
58: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:15:07.93 ID:0XUtM/kh0
「後は偶然を装い続けるだけです。さやかさんが暁美さんの近況を知りたがった時、
私は何の役にも立てませんでした。ですが、今度は違います」
59: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/08/22(木) 01:16:24.01 ID:0XUtM/kh0
『美樹さん・・・志筑さんにどんな聞き方をしたのよ』
『金銀財宝のくだり、失踪者の話題が出てる辺り、美樹は余計なことを口走ったらしい』
1002Res/483.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。